- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065342107
感想・レビュー・書評
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問題編と解決編にきっちり分かれた本作。
問題編に手がかりはすべて書かれていると思ったら、すべてが伏線のようで、何もかも怪しい!
わかりそうでわからない、つながりそうでつながりきれない、事件の真相。
解決編を読むまでに数日おいて考えましたが…こうだ!と確信するには至らず。
解決編を読んで、あんなに何回も読んだのに気づかなかった…!と愕然としました。
くやしいけど、、、おもしろかったです!
#NetGalleyJP #推理の時間です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
6人の作家による読者への挑戦状付き短編集
フーダニット・ホワイダニット・ハウダニットが各2作品づつ
そして解答編はなんと巻末にまとめて袋とじ!!
でも自分は、答えが気になりすぎて一作目を読んだら即袋とじを開いてしまいました
これではただの短編集を読んでいるのと同じでは……
でもいいんです、袋とじはロマンなんです
最初の3作は「答えを当ててやるぞ!」ってな気持ちで挑んで、問題編を二度読みして考えたりもしたのですがもうさっぱり、全っ然わかりませんでした
難しい……
お気に入りは
北山猛邦先生の『竜殺しの勲章』(ハウダニット)
我孫子武丸先生の『幼すぎる目撃者』(ホワイダニット)
特に我孫子先生の作品、読了後すぐは「な、なんだこれは……」とちょっと引き気味だったんですけど、あとから思い返してみると妙に気になるというか、じわじわと良さを感じるというか、そもそもホワイダニットとわかってる状態で短編を書くのもすごいよなぁとか
6作品の中でも一番色々な感情がわいてきて気になる作品になっていました
袋とじの最後には各先生の考えた自分以外の作品の推理が載っているのも楽しいです
これを当てるかー!だったり、ハズれてるけどすごい面白い推理だな!だったり、どれも感心するものばかり
プロ作家さんはすごいなぁ -
誰が殺したか?
どうやって殺したか?
何故殺したか?
この3つのテーマを、それぞれ2人の作家が問題編と解答編を書き、他の作家が自分で考えた推理編を書く。
私はミステリーは好きだけど、マニアではないので、問題編→解答編→推理編、と、間を置かずに読んだ。物語としてはまあまあ面白かったが、私は推理編を楽しく読んだ。犯人は当てたけど、動機や殺害方法の推理が惜しい!という人もいれば、かすりもしない推理を披露してしまった人もいて、自分は推理しないくせに、この人すごいな!とか、だめじゃ〜んとか突っ込みながら読んだ。雑誌の企画なので、読者も推理して投稿できたらしく、半分くらいの人が犯人を当てたとか。ミステリーマニアってすごい…。
暇を持て余している状況だったら、熟読して、熟考して、1つくらいは私にも犯人当てできたかも?? -
フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットをテーマに各2作品ずつ取り上げた短編ミステリー。解決するのは読者である私達。巻末には各作家が他作品をどの様に推理したかも書かれていて楽しい試み。私自身は推理は到底及ばず、さっさと袋とじの解決編へと読み進めた。楽しめた。
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私は、方丈さんが大好きなので、この本も方丈さん目当てで購入。
方丈さんの話し、面白かった。一応、推理を試みたが、撃沈です。一応、全ての作家さんで推理を試みたのですが、難しかった。
推理編での作家さんの推理を見て、凄いと圧倒された。
方丈さん以外、今まで読んだ事ない人ばかりで楽しめました。方丈さん以外の方だと、特に、北川さんと法月さんが面白かったです。 -
雑誌の企画物を本にした物ですね。
自分は普通の方がいいですね。
物足りなかったですね。 -
Amazonの紹介より
あなたにはこの謎が解けるか――。
法月綸太郎と方丈貴恵がフーダニットで、我孫子武丸と田中啓文がホワイダニットで、北山猛邦と伊吹亜門がハウダニットで、読者皆様に挑戦します。
まず、なんといっても目を引くのが問題編と解決編が分かれていて、解決編が袋とじされている所です。
なので、思う存分、問題編だけを集中して読むことができます。
6人の有名なミステリー作家による「読者への挑戦状」でしたが、どの作品も面白く、ワクワク度が増していました。
作者が変わるごとに現代から過去へタイムスリップするかのように時代設定が変わるので、色んなテイストを楽しめるかと思います。
個人的には歴史小説や海外小説が苦手なので、後半の短編はなかなか頭に入りませんでした。
ただ、登場人物は限られているので、全然楽しめるかと思います。各作品には、
自分が探偵役として謎を解こうと読んでみましたが、全然ダメでした。しかし、そういうことなんだといった納得感があって、短い短編集ながらも大いに楽しめました。
レベルとしては高い方かと思います。解決編を読んだ時、そこまで気が回らないよと思ってしまうくらい、あらゆる事柄の背景が深いので、もうお手上げでした。
さすが、上質なミステリーと思ってしまいました。
これを機にそれぞれの作家の別の作品に挑戦しても良いかと思います。
ミステリーファンの方、ぜひ挑戦してみてください。 -
試みが面白い
挑戦状があって
からの解答編
ここまではよくあるパターンだけど
別の作家さんが推理を披露するのが新鮮
そして
法月先生が
清々しいまでに外すのが笑える
あと、我孫子武丸には「手を抜くな!」
と言いたい笑 -
ミステリ問題編と解決編に分かれていて
解決編は袋とじ
ワクワクしながら読む
作家たちの推理はさすがだが
名探偵にはなかなかなれないんだなぁ
久々に読書時間が楽しかった