「生きる力」と「ガマン」を育てる5つのしつけ: 今、子どもにいちばん必要なこと
- 主婦の友社 (2001年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072284537
感想・レビュー・書評
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豊かさや先回り育児が、無気力な子供を育てている...
とても腑に落ちることがたくさん書かれてありました。
少し前に、「シルバースプーン症候群」の本を読んだばかりで、通じるものがありました。
自分が子供の時、辛く感じたことや苦労したことを、良かれと思って味あわせないことが、子どもの意欲や生きる力を失わせているなんて、本当にびっくりです。
便利さ・物質的な豊かさの負の部分を、認識し始めました。
じっくり見守る、待つ、向き合う...といった、本当の愛情のかけ方を、意識して身に付けようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2011.5.21 初読 市立図書館
前に読んだ「子どものガマンを育てる本」では、「添い寝はダメ」に過剰反応してしまったけど、
この本の考え方には共感できる。しっくりくる。
「やる気のある子の育て方→・手出し、口出しを少なくする。先回りしない。ごまかし、おどしに頼らない。」
「だだをこねているときの『イヤ』と自己主張としての『イヤ』は別物。」
「子どもは自分の一部ではなく、別の人格として認めてあげる。失敗こそが経験!と気持ちを大きく持って、失敗を恐れずに経験させてあげましょう。
そして、子どもが助けを求めてきたときにだけ、手助けしてあげればいいのです。」
あと、また添い寝はよくないと書いてあったんだけど、友達の子は一人で寝ると聞いたのもあって、
自分の子育ての反省する点は改善しようと思って、実践中。
・テレビの時間を減らす。
・早寝。(昼寝の時間も見直し)
昼寝をしなくなってきたのもあるけれど、今は21時前には寝るようになってきた!
もう少し習慣付くと添い寝なしで勝手に寝るようになるのかな~? -
「いじめに、ノーと言える勇気」「わがままをガマンする心」「自分で考え行動するやる気」…生きる力の土台は、幼児期のこんなしつけでつくられる。
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道徳教育「生きる力」の参考に