ゆるすいみん。

著者 : おのころ心平

• 主婦の友社 (2019年2月27日発売)

作品紹介・あらすじ

■ゆるすいみん。＝許す＋すいみん。快適な眠りでココロを浄化し、ゆるすココロを促進する技術。■寝ている間に「断捨離」。睡眠がいいと記憶が書き換えられ、イライラ、悩み、不安もすっきり解消！■３．２万人以上にも及ぶカウンセラー経験を持つ著者が、睡眠とココロとカラダのつながりについて、あらゆる角度から伝えます。■睡眠と夢の力、最新の脳科学や世界の最新睡眠研究が明らかにした睡眠の効用や寝ているときにおこっていること、心理学による解釈や個性ある睡眠について網羅。■【内容】プロローグ　ゆるすいみん。とは　ＰＡＲＴ１＿眠りには個性があっていい　ＰＡＲＴ２＿マインドスリープ（心を休息させてあげる）　ＰＡＲＴ３＿眠りの効用　ＰＡＲＴ４＿睡眠とはリズムである　ＰＡＲＴ５＿「脳」の眠り　ＰＡＲＴ６＿安眠のコツ　ＰＡＲＴ７＿スピリチュアルスリープ（魂の眠り）　ＰＡＲＴ８＿寝ればゆるせる　夢を活用　など

感想・レビュー・書評

[健一@スーパー・ブックサマライザーさんの感想 · 2022年5月1日]

【この本のお気に入り】
☆日本人は世界で1番寝ていない国
☆「ゆるし」こそが最大の自然治癒力を引き出す方法である

【プロローグ】
◎ゆるすいみん｡とは
→許す＋睡眠
◎あなたがあなたの睡眠に絶大な信頼を置いた時､睡眠はその真価を発揮する
◎日本人は世界で1番寝ていない国
→睡眠時間が少ない　もっと寝よう！
【PART１】眠りには個性があっていい
◎人は本来､1日に2回寝る「多相睡眠」が良い
◎横になるだけでもいい
→重力を分散することで、身体に対する休息やいやし効果は充分にある
【PART２】眠りの効用
◎睡眠にはどんな効用があるのか？
1.大脳皮質を休ませる
2.体温低下(代謝エネルギーの温存)
3.筋肉を休ませる
4.体内時計を整える
5.交感神経を休ませる
6.身体の修復と成長
◎不眠や寝不足は､病気や肥満のリスクあり！
【PART３】ボディスリープ
◎「睡眠のリズム」は「食べるリズム」とリンクする
→トリプトファンを含んだ食事を心がける
◎セロトニンの素となる食材
→乳製品/大豆製品/ごま/ナッツ/卵/バナナ
【PART４】ブレインスリープ
◎レム睡眠中に脳は情報整理している
◎マイクロスリープとは？
→一瞬眠ってしまうこと
↳本人は気づかない
【PART７】安眠のスキル
◎３つのツボ　それぞれ10〜20秒押す
1.神門…手首内側のシワの中央から小指に向かってそっとなぞっていって止まったところ
2.失眠穴…足裏かかと､はじから3センチ上
3.…耳うしろ､骨の下
【おわりに】
◎「ゆるし」こそが最大の自然治癒力を引き出す方法である
→著者､25年の経験から

【読んで思ったこと/感じたこと】
・自分で出来そうな普段の生活習慣から､
「ゆるす」という細部にまで書かれた睡眠徹底本である。
・「ゆるす」これは個人の抱えている問題のレベルによる｡
しかしそこは､マインドフルネスの実践やメンタルについて学ぶことで､大きく「ゆるす」ことへの後押しとなるだろう｡

著者プロフィール

1971年に生まれる。一般社団法人自然治癒力学校理事長。ココロとカラダをつなぐカウンセラー。これまで２万３千件、約５万時間の臨床経験をもつ。ガン、自己免疫疾患、生活習慣病など各病気の奥に潜む心理的欲求を読み解き、それを自然治癒力解放へと導くカウンセリングは高く評価され、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントを抱える。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナーと講演は年150回を越える。
著書に『病気は才能』（かんき出版）、『ゆるすいっち。』（主婦の友社）などがある。

「2017年 『ココロとカラダ　元気のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」