薬屋のひとりごと 15 (ヒーロー文庫)

著者 :
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 682
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074567287

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!!!!ものすごくおもしろかった。
    今回は皇帝が盲腸炎で其の処置で大事に。
    今ならなんてない手術であるが、なにせ時代設定と、
    患者の立場がナニなので、下手こいたら関係医官とその一族郎党全て処刑となるので、
    前段階での外科医官の練習やら、
    薬屋の薬の治験、コントロール実験などとても面白かった。
    まあ、月(壬氏)が最後の方でちらっとは出てくるが、壬氏成分少なめ。


    「・・・・そういう言い方はやめろ。命令したくなる」

  • もう16巻が待ち遠しい。

    いつもの登場人物が出てこなかったなぁ。
    あの人もあの人もあの人も。

  • 現在のところの最新巻。
    めちゃくちゃ医療の話。
    外科手術の始めってこんな感じだったのかなぁ〜なんて思いながら読める。
    表紙の二人はもう付き合っちゃいなよ!と言いたくなる。でも、二人の性格的にも立場的にも難しいんだろうな。この辺りは生暖かく見守ろう。

  • 今回のお話は大満足
    主上と阿多とのやり取りが良かった
    そして、「月は『天』ではなく『人』であった」
    この一言に尽きる
    サイコーだね

  • 皇帝の病気に対する色々な出来事がメイン。猫猫が急に試験を受ける羽目になったのも・・・。 緊迫する巻でした。

  • シンプル。
    横に並んで歩いている感じが良い。
    終盤話がどこで終わるのか、手に汗握りながら読みました。
    スッキリしている分わかりやすくて一気読み出来ます。
    今回もまた違う感じで面白かった!

    ところで初回読んだ時も再度読んだ時も、登場人物紹介で羅半兄が出てるのが作者からもいじられてるように思えて愛を感じる(笑)

  • まさか帝が虫垂炎になるとはねぇ。
    大掛かりな投薬実験をするあたりで、戦か皇族に何かあったかのどちらかだろうとは思ってたけど。
    まさか外科手術にまで発展するとはね。
    華佗の書が出てきたのはこのための伏線だったのかな。

    阿多、帝が自分を後宮に留めたように壬氏様も猫猫を縛り付けるのかずっと心配だったんだね。
    壬氏様は『人』で、そのときは手放して猫猫を妃にすることはしないとはっきり言ってくれたけど、壬氏様はきっとそうするだろうと思ってた。
    これまでもそういう描写あったしね。
    でも、いざ帝が手術すると決まって急に自分が皇帝になる可能性が出たから、壬氏様もさすがに揺らぐかなと思ったけど杞憂だった。
    阿多とともにそれを確認したかったんだね帝はずっと。
    帝は帝で、阿多を意図して後宮に縛りつけたことをずっと気にしてたんだね。
    だから、例え阿多が本気で国母になりたいとは思ってなくともその約束は守ろうと思ってたのか。
    遺言書く時の帝と阿多の昔のような仲の良いやり取りが良かった。
    こういうときに玉葉様じゃなくて阿多を呼ぶのがもうね…。
    帝にとって本当に阿多は特別なんだよね。

    何はともあれ帝の手術が成功して良かった。
    猫猫が壬氏様に皇帝にならないでと言ってたのが印象深かった。
    猫猫、本当に壬氏様にだいぶ情が移ったよね。

    天祐、あれはないわ(笑)
    まさか帝も『人』と同じ身体の構造だったからって手術投げ出すとは。
    羅門が執刀してくれなかったらやばかったね。
    羅門が最後まではもたなくて猫猫が仕上げようとしたときに天祐がやる気出したのはたまたま?
    猫猫がもし失敗して咎められたらとか思って代わったとかあるかな?
    まあ、失敗したら全員なにかしら罰はあったと思うけどさ。
    深読みしすぎかな?

  • 今回のメインは主上と阿多様と言えるかな?猫猫はいつも通りと言えばいつも通りだし。まあそれでも壬氏君との関係に遠慮がなくなって来たような気もする。
    14巻で成立した崔さんと虎狼くんの状況はこのあとどのようにストーリーに関わってくるのか気になるところではある。

  • 主上をと阿多とのやり取り、猫猫の視点だけではわからない事柄が良かった。若き頃の主上と阿多、高順の物語も読んでみたい。

  • なんだか久々に医療ものだった。
    そうだった! 薬屋 のひとりごと だったっ! (ハッ)

    もはや ひとりごとでは全くないですがw
    阿多さま 翠 水蓮 劉おばさん と女性がそれぞれ得意分野でイキイキ描かれていてスカッとしました。

    水蓮さま の活躍劇 気になる…しりたい…





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著者プロフィール

福岡県出身。小説家、ライトノベル作家。2012年に「小説家になろう」に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化され、デビュー。同作は2種類のコミカライズされ、ねこクラゲ作画の作品は「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門の1位、倉田三ノ路作画の作品は「Google Play Best of 2019」のユーザー投票部門にノミネート。23年にアニメ化された。

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