病院で死ぬということ 続

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  • 主婦の友社
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本棚登録 : 89
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784079396394

作品紹介・あらすじ

人間の魂に聴診器を当てた医師の厳粛な記録。

感想・レビュー・書評

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  • 2015年、遅ればせながら拝読中。

  • 前作同様、やっぱりよかった。
    今から見たら、古い本だけど、ホスピスケアの真髄とは、深く考えることのできる機会になり、身内を失った五年前より確実に体力、回復力の落ちている今、自分のためになった。
    たった五年で、私の周りの状況も私自身の状況も大きく変わり、前と同じ気持ちではいられなくなりつつある。
    定期的に読み返したい本。

  • 前作から3年、筆者はホスピスにいます。
    主にホスピスでのエピソードが書かれています。

    家族や周りの人との絆や繋がりがある人のエピソードは、とても感動的です。
    しかし、実際にはただ孤独に死んでいく人も多いことでしょう。
    これから施設で看取られていく人は、そういう人が増えてきます。

    人が生きる意味や人生の価値など、普段考えないことも、考えずにはいられませんでした。
    その思索はやがて自分の人生にも及びます。

    終わりを考えることで、今を考える。
    このシリーズを手に取った当初の予定と、違った効果がありました。

  • 前作よりインパクトは弱いように感じたが、死に方について考えさせられるところは変わらない。新薬開発の仕事についているが、完治できない疾患に対しては病気との付き合い方が大切なのだと思う。

  • ちょっと古い本だけど、泣いてしまった…。

  • ホスピス医になった筆者が見続ける人生の最期。どの話もグッと来る。涙が出た。自分はどんな最期を迎えるのだろう。病院だろうか,自宅だろうか。それとも不慮の何かなのだろうか。そんなことを考える。

  • 前作から1年余り、念願のホスピスで勤務することとなった著者が、ホスピスで出会った患者さんとの出来事を元に書いた物語。第5章8話「母親の存在」が好きです。

  • ?高校時代
    ?06.5.19(蘇州)

  • <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4079396392/ieiriblog-22" target="_blank">続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに</a></div><div class="booklog-pub">山崎 章郎 / 主婦の友社(1993/07)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:1,533,400位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/5.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4079396392/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/asin/4079396392" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>

  • これも第二段ですが、読みごたえじゅうぶんです。これで私も医師になりたいな、なんて思いました。

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著者プロフィール

山崎章郎(やまざき ふみお)
1947年生まれ。医療法人社団悠翔会ケアタウン小平クリニック名誉院長。
外科医としてのキャリアから、船医として赴いた南極での経験を経て、「ホスピスは、最期の瞬間まで人間としての尊厳を守りながら、人生に新しい価値を見いだし、幸せな気持ちを持って生きる場所」との信念をもって、東京都小金井市の聖ヨハネ会桜町病院のホスピスを牽引。その後2005年に、在宅ホスピスケアを目的に東京都小平市に「ケアタウン小平クリニック」を開設し、コミュニティケアにも関わる。現在は、ステージ4の大腸がんを療養中。その体験に基づき、抗がん剤治療を減らし、既存の代替療法を組み合わせた、副作用の少なく、金額的にも無理のない治療法である「がん共存療法」に辿り着く。がんと共存しながら限られた時間を患者自身が納得し、自分らしく生きるための「無増悪生存期間」の延長を目指し、その臨床拠点ともなる「がん共存療法研究所」の設立を準備している。著書に『病院で死ぬということ』、『「そのとき」までをどう生きるのか』、『ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み』など。

「2023年 『死ぬことと、生きること~キューブラー・ロスをめぐる対話~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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