炎の蜃気楼シリーズ(34) 耀変黙示録 5 ―天魔の章― (コバルト文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086001151

作品紹介・あらすじ

布都御魂を奪い、高耶までも連れ去った織田信長。その後を追い、直江は赤鯨衆や綾子の制止を振りきり、単身伊勢へと向かう。高耶の魂を延命するかわりに臣下になれと言った、信長のもとへ。一方、捕らわれの身となった高耶は、「闇戦国」の根底にある事実とその目的を信長の口から知ることになった!?時代をこえて拡大した「闇戦国」は今、信長の思惑のままに、世界をも呑み込もうとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • 炎の蜃気楼34

    なんてこったい!直江が魔王の種埋め込まれちゃったよ。

    おもしろい。すっごくおもしろい。そうきたか。やられた。

    すごいぞ作者様!さまざまな伏線、ここにきてこう使うとは。

    うわあああーーー、ぞくぞくする。表紙の制服、誰だろうと思ったけど、直江だったのね。

    譲って、どうなったんだろ?魔王の種、埋め込まれた弥勒菩薩、それでも信長が操れるの?

    譲が鍵だな。黄金の雨は弥勒菩薩の力でなんとかするんじゃない?

    んで、信長は高耶が倒して、魔王の種から直江を開放し、解放された直江が高耶を殺して景虎の魂を調伏して輪廻転生させるんじゃないかな…。

    いやー、すっごいおもしろい。直江が赤鯨衆を調伏するのもかっこよかった。

  • 高耶が信長に攫われ囚われの身に。
    そのことのショックと、凍りつく直江を見ての
    綾子さんの反応が切ない。

    正直直江さんにはあまり同情のような気持ちはなくて
    もう少し考えがあるのかと思ったらそうではなくて
    見境がなさすぎてちょっとなと思ってしまった。

    潮と千秋が無事だったのはちょっと良かった。

  • カオル・司の正体が明らかに。
    うわぁ~。ややこしい!
    高耶の後をどこまでもどこまでも追っていく直江。追っていきすぎて、信長のしもべとなってしまう。
    直江らしいといえば直江らしいが、そんなんでいいのか?

  • なんなの直江…あんたほんとに何やってんの…

    直江の決意も己と対峙する高耶さんの姿も読み進めれば読み進めるほどに痛ましくて、今夜もやっぱり眠れません。

  • 物語最大の敵、織田信長が登場。今まで裏からいろいろ工作していましたが、とうとう高耶さん達の眼前に現れました。なんだか最終決戦に向かってるなーという感じです!
    なにかっちゅーと拉致られている高耶さん。とうとう直江さんも織田の策略にハマってしまってます。うん…でも精力が戻ったのなら喜ばしいこと…なのか?

  • 前巻の終わりで信長に拉致された高耶さんを追って火にいる夏のN氏。
    なんかこの人のせいで話がややこしくなってるんじゃないかと、あらためて本気で呆れてきた。
    誰かビシーッと言った方がいいと思います。

    悔しいけど表紙の制服姿にちょっとどきっとしたんだぜ。

  • 炎の蜃気楼-34

  • 「私の想いは……不可侵であり続ける……」

    信長が筆舌尽くしがたいほど憎らしくなります。高耶さんが怒鳴って喚く場面、泣かずには読めません。

  • 制服モエ…でも未読(※)

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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