チェックメイト 前編 ブラック・キャット(4) (ブラック・キャットシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2003年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086003612
感想・レビュー・書評
-
懐かしいなぁ。
前作の「キャスリング」を読んだのがたぶん中学生の時。その前の話となると、おそらく小学生の頃だ。
謎の美女と腕利きのスナイパーと超絶的な身体能力を誇る女性がチームを組んだ世紀の怪盗「ブラックキャット」シリーズ最終巻。出版されていたことを知らなかった。
あらすじからもわかる通りあまりにも荒唐無稽なストーリーも、独特の癖がある新井素子節も懐かしさのせいか微笑ましい。ジュニア文庫!というかんじがする。
後編、どんな落としどころを迎えるのやら。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2月25日再読。ふと読みたくなって出してきた。主人公が幼く感じたり、その幼さになんだかむずがゆいものを感じたりするようになったのは、私が大人になったからだろうか。
-
全2巻。「キャスリング」の続編。シリーズ完結。<br>完結したのは嬉しいけど、こんなオチかぁ、と思わずにいられなかったり。
-
前作「キャスリング」から、またしても9年の後に出版されたシリーズ最終章。待ったかいがありました。2003年出版。
-
上下巻にするほどの話じゃないんじゃないのかこれ……。<br>
いちおう『ブラックキャット』という泥棒チームの話なので「ピカレスクロマン」とか銘打たれてはいるが、ただの文章垂れ流しだという気がします。<br>
いやだって本当に「んで、ひろふみってば、」とか「そこで千秋、信じられない行動に出ちゃうのだ」とかいう文章を文庫2冊分読めるか?<br>
昔あれが読めたのは私がまだ若かったからなんだ……。 -
前作を思い出すのに時間がかかりました。
年取ったってこと? -
「ブラック・キャット」シリーズ第4巻の前編。いよいよ最終章へ。
-
終わってよかった……20年近く連載して終わりを告げたこのシリーズ。
結末が私はとてもよかったと思うので、ここに入れます。しかし最後はコバルト買うのも恥ずかしい年になっちまったぞい。 -
ひさしぶりの新井素子のコバルト……うわわっ意外ときついな。
間空きすぎて昔の話忘れてるし〜素子節炸裂だし〜。
だいぶ勘を取り戻したので続けて読めそうです。
しかし、いまどき表紙と本文イラストの担当が違うってあんまりないような気がするよ。
シリーズ物だからひっかかって文句言う人いないと思うけど。
カバー絵 / 四位 広猫
本文イラスト / 山崎 博海
装丁 / 中島 慶章
初出 / 『Cobalt』'03年8月号・10月号。