- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086003711
作品紹介・あらすじ
両親を喪い、叔父夫婦に引き取られたエンジュを待っていたのは、朝からの重労働に加え、ときに食事を抜かれるという過酷な生活だった。それでも、村の人々から疎まれる存在であったがため、エンジュは健気に堪え忍んできた。だが、エンジュが十四の年、そんな生活を一変する出来事が起きる。エンジュを「聖なる乙女」と呼ぶ僧侶と騎士が彼女を訪ね、国王の命で迎えに来たと言うのだ。
感想・レビュー・書評
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エンジュの玉の輿(?)ストーリー。
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シリーズ第1作目。
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聖なる印を持ったエンジュが国王の后になるお話。下女だったエンジュのシンデレラストーリーですが、国王カウルを信じられず離れ離れに暮らすことになる。
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エンジュとカウルのじれったさがいい!
話のご都合主義はありますけど、ぐいぐい話を読んでいけます。
恋愛ものとしてはすごく好きです。
カウル頑張れよ…。
オッドアイと聖痕という設定もいいです。 -
二色の瞳と花の痣、稀なる異相は聖なる印。聖痕の乙女。望まず異相として生まれ、疎まれたり、不幸な境遇になっても健気に生きる、聖なる乙女たちの物語。
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これを読んでエンジュの叔父さん一家に腹が立たなかった人はいないと思う。むかむか。ありがちといえばありがちだけど。
ヒロインが、人を憎んだりしないいい子だからよけいひどく感じるんですよね。
シェリダンはいいです。カウルは、もっと頑張れよと言いたくなりました。(笑) -
イラストに惹かれて買ったものでしたが、お話が好きではまってしまいましたvv
お勧めの一品ですvv -
シリーズ全巻持ってますv
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王道のお話。異相を持つとして避けずまれていた少女が一転、聖痕の乙女として国王の花嫁となる。主人公であるエンジュのとまどいや、考えには親近感がもてます。童話が好きな人は、多分これも好きだと思います。