桃源の薬 仙境の女神と黄金の桃 (桃源の薬シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.55
  • (4)
  • (4)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086010016

作品紹介・あらすじ

龍と人間の間に生まれた少年方士のインシェンと恋人の凛花。蘭城の一件以来、凛花はインシェンが恐ろしくて近づくこともできない。どうも天漿丹という仙薬を呑んでしまったせいらしい…。天漿丹について助言を請うため、凛花たちは仙境の西王母のもとへ向かう。しかし西王母は凛花に仙境にとどまるよう命じ、また離れ離れになってしまうインシェンと凛花だったが…!?中華風ファンタジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この巻、面白いです。
    天漿丹を飲まされてしまって、インシェンとはぎくしゃくしてしまった凛花ですが、宝児と一緒に一生懸命に桃の世話をしたりしてるのを見ると、ホッとします。

    今回、新たなキャラとして、西王母と宝児が出てきますが、この二人と前の西王母との関係は、全く予想外でした。あ、そういうことなのか・・って最後に思いました。

    西王母から折角、桃をもらったのに、食べずに「桃を食べた」という凛花。凛花の言葉を信じて、心から安心したようなインシェン。
    次巻も波乱の予感がします。

    それにしても、何故凛花は食べなかったんでしょ。
    桃を食べると天漿丹を中和するだけでなく、不老長寿にもなるって西王母が言ってましたけど、桃を食べていれば、インシェンとずっと一緒にいれたと思うんですけどねぇ。

  • (07.04.25)

全2件中 1 - 2件を表示

山本瑤の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×