- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086011679
作品紹介・あらすじ
リジム亡き吐蕃に謀反が起きた。「協力していただければ、唐に帰してさしあげます」という申し出をきっぱりと拒んだ翠蘭は、ガルやディ・セル、ケレスやジスンたちに支えられながら、死力を尽くして戦い続けるのだが。王都ツァシューは豪火に呑まれ、敵も味方もわからない混乱状態に陥ってしまい…!?リジムがこの王国に築いたものは、私が必ず守ってみせる!翠蘭の願いは天に届くのか。
感想・レビュー・書評
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再読。
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奈良、吉野、上山などを舞台とした作品です。
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翠蘭が、とってもかっこよかったです。
ガルにロナアルワの嘘がばれて・・・。
これでやっとロナアルワの事の真実が分かってすっきりしました。 -
やっと『全て』が終わりました。
平和とは言い難い終了。
しかも〆は彼女!!
いやでも色々と急スピードで終わりました。
そして色々とやっとつじつまが合いました。
道筋は予測できたのですが、どうしてここに至ったのか
それだけが分からなかったんですが、その辺りはすっきりでした。
しかしあの前半の戦闘はすごかったです。
これほど己しか信じられない、疑心暗鬼状態でいたくないです。
それを乗り越えるまで、どれほどの体力と精神力が必要か。
先がやたらに気になって仕方なかったです。
が、その後が気になる終わり!
というより、むしろ年の差カップルはどうなったのかが気になります(笑) -
ディ・セルに癒し効果を見出してしまいました。
トゥンドゥプとロナアルワは切ないものがありましたが、終章のロナアルワ達に安心しました。
もともと胆力があった翠蘭が更に格好良くなった気がします。 -
ロナアルワは、ああいくのかぁと思った。
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多くの人がリジムがいない痛みを抱えながら進んでいく、切なくて力強い一冊です。
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続きが気になる展開。
2人のラブラブっぷりを楽しみに今まで読んできた私としては、これからはそういう欲求は満たされないんでしょうか……(しょぼん) -
久々に1巻くらい(?)面白かったです。
城が攻められて、誰が敵か味方かもわからない状況で奔走する翠蘭。ラセルを安全なところへ逃がし、信頼できる家臣と反乱軍を打ち負かします。そしてヤルルンから戻ったサンボータよりソンツェン・ガムポの命令が伝えられ、翠蘭はヤルルンへ向かうことに。ツァシューではガルがロナアルワの嘘を見抜き、自分の子はリジムの子と嘘をついた彼女を処刑しようとしていた・・・。 -
みんな好きだけどジスンが一番好きです。