恋のドレスと月の降る城 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2010年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086014137
作品紹介・あらすじ
ようやく母のリンダと再会を果たしたクリスは、ジャレッドの制止も振り切り、リンダと行動をともにすることを決める。これ以上、リンダに闇のドレスを作らせないためだ。そして向かった先は、スコットランドのマクダフ城。リンダの愛するヒューバートの城である。一方、シャーロックはクリスを連れ戻すためマクダフ城を訪れるが…。恋のドレスと闇のドレスに翻弄される恋人たちの運命は。
感想・レビュー・書評
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アクション回でした。銃撃戦時のシャーロックがかっこよかったです。そんな緊迫した中でのアントニーの存在は癒やし。なんやかんやでクリスとシャーロックも落ち着いた感じですが、まだ肝心の問題は解決していないわけで。ここからが正念場ってところなんでしょうか。
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シリーズ20
リンダの過去や、
リンダの愛人ヒューのこと、その妻コルベール。
クリスの過去と、闇のドレスの経緯が明かされる
シャーロック、よくがんばったね、
クリスも守られるだけの存在から、
ちょっぴり強くなりました(^^) -
スコットランドへ向かったクリスを追い、他の面々も動き始める。いろいろな今までの物語が集束していくのってなんでこんなに快感なのか……。クリスの真意が、実は読者にもはかりかねるところがあるのが、この不安感の原因だろう。そこがまた、はらはら感をそそって楽しい。最初はこんな物語になるなんて全く思ってなかったなあ。大人の女性におすすめです。
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母に会うためにマクダフ城を訪れたクリス。
シャーロックはクリスを取り戻すためにジャレットの力を借りる。
無邪気さが怖いリコ。 -
クリスがんばる。しかしまたアクの強いお姫様がでてきたな。
とはいえ、闇のドレスは一段落あと一歩。クリスとシャーロックの回復期。 -
前2冊の消化不良感がここで拭えるか?と思っていたが、まだ消化不良は続く。
次の巻でやっとホッとできるのかもしれない。
ジャレットが脇役ながら、いい味を出している。
かえって、女性陣の方がしっかりと前を見据えてしっかり生きられているのかもしれないと思ったりもする。
本の後ろのあるアキさんのイラストが、読み手の言いたいことを簡潔に表していて、気持ちがいい。 -
お姫様(クリス)救出戦が面白かった。
運を使い果たしたという台詞に対するアントニー返答がいい。
余裕だな。
しかしお城に行ってから闇のドレス陣営もいまいちぱっとしないしクリスの目的も良く分からんしリンダには会えないしよくわからんな。 -
図書館で予約中。。。
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このシリーズにしては珍しく、派手な乱闘(?)シーンがあってちょっとビックリ!!
全てはクリスを取り戻し、闇のドレスに纏わる事件を終わらせる為なのだけれど…ジャレッド! あなた一体何者ですか!?
只者じゃないとは思っていたけれど、よもやここまでとは!!
もちろん、クリスを護って戦うシャーリーも格好良かったけれど、二人きりになった途端、ぐずぐずになっちゃう彼も可愛いな───とか、思ったりw
何にしても、クリスとシャーリーが元通りになってくれてひと安心したけれど、根本的な部分での解決には何1つ至っていない点がとても気がかり。
二人には、一日でも早く本当の意味で幸せになって貰いたいのだけれど…。 -
なんだろこの満足感。もう少し広げてほしい部分もあったものの、ものすごくまとまってて読みやすかったです。アントニー、かわゆすぎる。ラストの二人……色んな邪推してしまう。いいや妄想でも夢見させていただきます☆