A collection of love stories 2 黒髪のマリアンヌ (A collection of love storiesシリーズ) (コバルト文庫)

  • 集英社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086016650

作品紹介・あらすじ

没落した伯爵家の娘で、もと悪魔つき。その上、黒髪の不美人-。それが世間におけるマリアンヌの評判だ。そんな彼女を妻にしたいという青年が現れた。ラドヘルム公爵ヴィクトル・ド・モンテフォルジュ。彼がマリアンヌを娶ったのには、ある深い事情があるらしく…!?(『黒髪のマリアンヌ』)他、書き下ろしを含め、全5編収録。絶大な人気を誇るロマンスメーカーが贈る恋の短編集、第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • いつもの事ながら、糖度劇甘の短編集達。
    内ひとつは連続ものですが。

    身分を変えても何しても、基本ハーレクイン。
    面白いまでにすれ違う人達。
    というよりも、どうしてこう思い込みが激しいのかw
    人と言うものは、どれほど噂を鵜呑みにするか
    非常によく分かる、という教訓にもなる、かも?

    最後の話は…すごいです。
    そこまで思いこめるのがすごいですし、それを強いる事も…。
    どうしてここまで思いこめるのかも謎です。
    大概主人公カップルが勘違いしてすれ違う、で終わるのに
    第3者の勘違い人。
    もしくは、思い込みの激しい3人?
    とはいえ、あれと同じラインに並べてるのは失礼の様な。

  • はるおかりの作品がお好きならどうぞ。

  • 12年9月刊。
    短篇の参考になるかなーと思って買ったけど、イマイチ……。
    この作家さんは、初夜だけで、よくこんだけ書けるなぁ。
    ご本人の萌えが強いのか、人気ゆえなのか、両方なのか謎だけど。
    まあ、可愛らしいお話(砂を吐く甘さですが)でかるーく読むのには適していると思います。

  • はるおかさんの他の本を読んでるから、これも一度は読んだ方がいいのかな……ぐらいですが。

    =====

    とりあえず読みました。
    こんな作品群もいいんですけど、やっぱり私は、「この人は三千寵愛在一身」シリーズの方がいいな、と。

  • 黒髪のマリアンヌ。
    六番目の花嫁。
    兎姫と緋色の誤算(2作品収録)。
    女神に捧げる愛の恋愛詩。

    以上、5話分の短編が収録されています。
    すべて独立した話なのでどこから読んでも大丈夫♪個人的には六番目の花嫁と女神に捧げる愛の恋愛詩の2つが良かったです。一番甘々なのはウサギ姫と緋色の誤算かなぁ?
    というか、ウサギ姫~と女神に捧げる~の2作品はコバルト文庫で大丈夫なの!?って内容です(笑)シフォン文庫の方がいいんじゃないかと思いました。はるおかりのさん、次はシフォン文庫から本を出されるのかしら?

    中華ラブロマンスの三千寵愛在一身シリーズもいいですが、個人的にはこちらのシリーズの方が好きです。次の作品はどちらに話になるのかな?楽しみです♪

  • はるおかりのさんお得意の、最初は誤解があったけど、誤解がとけると一転甘い感じになる短編集です。最初の頃よりエロ部分が増えてて、でもそれがあんまりしつこくなくて、できれば短編じゃなくて、もっと長いお話でもよかったかなって思いました。

    <黒髪のマリアンヌ>
    悪魔に取り憑かれたあと、悪魔は祓われたけど痣を残されたマリアンヌと結婚した公爵ヴィクトルのお話。
    お話としては普通な感じです。
    悪魔に取り憑かれてたったのは、あんまり印象に残らなかったように思います。

    <六番目の花嫁>
    下町に捨てられていた女優のアリアが身代わりで嫁いだ公爵ロランのお話。「黒髪のマリアンヌ」はマリアンヌに異能がありましたけど、こっちはロランに異能があります。

    身代わりっていうのは、最初からばれてましたけど、後半はアリアが実は貴族の出っていうことで、結婚には何の支障もなくなってたのは、ちょっと都合がよすぎるように思いました。

    <ウサギ姫と緋色の誤算>
    王女ディアと青年将校のオルランドのお話。
    最初は見かけで誤解してましたけど、ディアがだんだんオルランドに心を開いていって、恋する乙女になってるのがかわいいです。

    オルランド側の気持ちも間に書かれていて、ディアのことを気遣って我慢していたのが、ディアにとっては飽きられたと勘違いしてたり、なんかほほえましいお話でした。

    <女神に捧げる青の恋愛詩>
    余りの美貌で兄王によって神殿に閉じ込められていたエルヴィーラと隣国の王クロディオのお話。

    最初は例にもれず、エルヴィーラの悪評を鵜呑みにしていて、ものすごく冷たい態度をとっていたクロディオでしたけど、その誤解がとけると、手のひらを返したようにエルヴィーラに優しい夫になってました。

    エルヴィーラが自作自演の詩を作っているのは、私だったらひきそうですけど、クロディオはそれを認めてたりして、ちょっとバカップルっぽいです。
    この本の中で一番いちゃいちゃしてるように思いました。

  • 基本、夫婦(一組は婚約者)な四組のカップルの短編五作収録。で、今時のコバルトって、エロ解禁なのか。なんかびっくりするくらい、いちゃこらしてるんですけど、みたいな。ワシ的にはウサギちゃんな王女と赤毛軍人のCPが良かった。あと、青い髪のイタイ子ちゃんとそれに引かない王様のバカップルの子供を見てみたいと思った。この両親を見て育った王子とかの話を読んでみたいのかもしれないな(笑)

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