リリー骨董店の白雪姫 ラプンツェル・ダイヤモンドの涙 (コバルト文庫)
- 集英社 (2013年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086017275
作品紹介・あらすじ
マーチ伯爵家の令嬢・クレアは骨董店の店主。貴族の令嬢が店を構えるなど異例だが、そこには深い事情が。伯爵家に伝わる「レディ・アン・ジュエルの呪い」を解くための鍵を探しているのだ…!
感想・レビュー・書評
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女の子が美形によって好かれて甘やかされて磨かれて綺麗になっていくの好きー♡
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ツンデレお兄さんと超絶イケメンが、鈍感女子を護る。
キラキラジュエリー、ふんわりドレス。イケメン。女の子の好物が満載です!
えぇ、わたしもこういうの好きですがなにか。
続編を、さっそく図書館で予約しました(笑)
貴族たちが栄華を極める19世紀のロンドン。片田舎から出てきた"ちょっと変わっている"女の子と壮絶イケメン(もちろんケンカも強い)貴族とのロマンス。
「あんな人がわたしみたいなのを好きになるはずがない、きっと面白がられているんだわ」的な伯爵と妖精みたいな設定なのは、もはやテッパンなのかしら。
個人的にはリディアよりクレアの性格のほうが好き。 -
キャラクターも会話のテンポもアンティークジュエリーの呪いという設定も素敵だけど、ハマりきれまい感じがある。主人公のキャラがぼんやりしてるからかな。もう少し主人公に紙幅を割いてほしかった。
キャラも設定も好きなので続きも読もうとは思います。 -
オーガストかわゆい。
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宝石をめぐるおまじないありのちょっと怖いところありのお話です。
ふんわりとした主人公とちょっとツンデレなお兄様。
その二人にかかわってくるちょっと軽薄な感じのかっこいい青年。
ちょっとコメディが入ってるきもしなくもないですが。 -
面白かったです。ドレスや宝石の描写がとっても丁寧で、読みながらうっとりしてしまいました。登場人物もみんな魅力的。続きを読むのが楽しみです。
http://lettura.blog86.fc2.com/blog-entry-346.html -
あまり期待せずに読み始めたのだが、予想以上に面白かった。
宝石にまつわる呪いとか祖先に遡ってまでの因縁とか、アンティークというテーマに沿っていてよかったと思う。
まだ一巻目ということで、キャラがやや定まらないような感じもしたが、次巻以降で、クレアがどう呪いを解いてゆくのかが楽しみだ。 -
うーん、なんだろ…。
正直なところあんまり盛り上がれなかった。
可愛いヒロインにイケメンのヒーロー。イギリスが舞台でアンティークジュエリーが鍵となる物語。
女の子が好きそう(憧れそう)なものがたくさん詰まっているし、文章も「こりゃないぜ」というわけでもない、……んだけど。
私の心には刺さらなかったです。
ヒロインは前作と性格が似ていて、自分に自信がない。世間知らずだけれども、いわゆるバカじゃないのです。
作者が書きたいであろう女の子像はこの時点で充分に理解。
別に嫌いなタイプってわけじゃないけども、「もう一押し!」と言いたくなる。
ヒーローは女の子の扱いに慣れてて、惚れっぽい性格のよう。うーん、なんか軽い…。
ヒーローがヒロインに本気で惚れちゃうシーンでは、「何だこのどこかで見たことある感じは!」と思ってしまいました。
あの言葉だけで本気で惚れるの?
惚れるにしても、もうちょいエピソード積み重ねてからでも良かったんじゃない…?
まぁ総選挙の作品ですから、読者に支持されなきゃいけないのはわかる、けど。
恋愛展開に持ってけばいいわけじゃないよ!
私はわりと少年向けのラノベも好きなので、コバルトだからって恋愛がなくても許せるタイプ。
むしろコバルトだから、恋愛は納得できるものを書いてほしい。
クレアも、たまたまジェレミーと親しくなったから彼が気になってるだけだよね? という感じがぬぐえない。
読み終わったときの感想としては「何かおしい作品」の一言。
モチーフは私の好みをドストライクでついているのに、何故か話にはいりこめず。
うーん、何でだろう……。 -
あら。意外と結構面白かった。甘い言葉タレ流しの宝石商・ジェレミーと、主人公の異母兄で辛辣なくせに影で妹デレなセドリックに挟まれ、両手に花な主人公・クレアが羨ましいぞ。二人にドレスを見立ててもらえるシーンなんて少女小説の夢ですな^^。敵役である少年公爵・バーナード&魔術師・ロビンの背景もチョット珍しい設定ですねー。