- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086090629
感想・レビュー・書評
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死人と薬を巡るハードボイルドサスペンス……になるのかな?
流麗な描写で読者を飽きさせずに読ませる力量はさすが、文句なしに面白い。
ただ、レーベル間違えてないか?という気が少し、貴腐人向けなら爆発的に売れたんじゃなかろうか。一般書籍にあるのはやや違和感。
でもそれに向けるにしては、ヒロインの位置づけがあやふやで……個人的には、後輩と仲良く(変な意味ではなく)人生楽しむぜのほうが好みだった。
物語としては落ちはついたんだけど、それぞれの登場人物の落ちとしては、落ち着かない感じでした。
お姫様がいつか幸せにっていうのは「ガール」以降のおやくそくなのかな。 -
製薬会社、医院、代議士、地上げ屋などのそれぞれの思惑が謎のまま絡み合い、どうなるのかと思っていたら、あっという結末に。美しすぎる男廣田のスマートな外面の中に隠された不器用ながんばりが、周りの人間をほっておけなくするのだろう。廣田の上司の岩崎が懐の深さで魅力的だった。
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シャアの時も思ったのですが、シャワーを浴びるときはドアを閉めたほうがいいと思います。
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何故か何度も読みたくなるのはこの人の文体が好みだからなのか…本当にこんな事があったらすごい事だ。確実に年を取っていくのに、老いる事はない。やっぱり老いていくってのも良いものなのかも。
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ある特効薬を巡っての争い。と思いきや、何を求めているのかわからない連中が襲ってくる。目的は何なのか?どうして襲われるのか?そして首謀者誰なのか?わからない。けれど、ヒントはそこら中にちりばめられている。久々に一気に読んだね。好き
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あの二人がゲイである必要はあったのか…?後書きの「耽美小説を書いてと言われて〜」に納得。
内容はちょっとややこしいのでリベンジします。