愛をするフォリー: まんが家マリナ・アンテロス事件 (コバルト文庫 ふ 1-42)

著者 :
  • 集英社
3.41
  • (6)
  • (4)
  • (22)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 95
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086115100

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分の愛を封印し、自らを滅ぼす気持ちで向かった
    モザンビークで、思いもよらず生きがいを見つけ、
    希望を見出し、孤独から解き放たれ
    新しい人生を歩こうとしていたはずのシャルル。
    なのにまた波乱の展開に身を委ねることになる
    シャルルの運命が切ないっっ。

    アルディ家の厳重に隠されていた秘密から始まる
    陰謀の嵐と急展開の友情と恋でハラハラしつつ、
    あぁぁぁ、そうだったぁーーと蘇る記憶、
    繋がるその先、レオンとアルディ家!

    新しい友情を築くために勇気を持って
    今の関係を壊そうとする和矢。
    目で見た事実より心で感じたことを信じようと
    心に誓うマリナちゃん。
    このあたりから、シャルルの恋が実ることを
    ひたすら願ってたなぁと懐かしい。

  • シャルルにフォリー(狂気)の疑い?! それをはらすために、シャルルの名誉のために立ち上がる、和也とマリナ。調べていく過程で明かされるシャルルの過去、シャルルのおかあさんの秘密が痛々しいです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤本ひとみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×