炎の蜃気楼シリーズ(11) わだつみの楊貴妃(中編) (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086117920

感想・レビュー・書評

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  • 引き続き広島、そして萩。表紙の直江自重して。

    直江は言葉を発しながらじゃないと誰かを抱くことができないんだろうか。困った性癖。

    直江の独白も痛いが高耶さんの独白も胸に痛い。堕ちゆく男たちが大好物ゆえ息つくことなく一気に読んだ。同性間の共依存…ごくり。

  • 炎の蜃気楼11

    やっと高耶の本心が見えてきておもしろかった。

    なんのこっちゃない。直江も変態だが、高耶も変態だったっていうことだ。

    体液まで自分のものって。ありえん。

    とりあえず、いままでこんな感じ

    直江→→→→→→←高耶

    だったのが、今回、

    直江→→→→→→←←←←←←←←←高耶

    だったということが分かって満足である。

    しかし、おもしろくて3冊同時に読んでしまった。もう寝なくては。

  • 小太郎に助けられた高耶と直江だが直江は失明し二人は毛利に捉えられ、上杉から毛利につくよう脅される。
    綾子は二人を心配し、千秋と別れ二人が打ち上げられた島へ行くと護法童子の導きで満珠のある場所へ行き鳴美と合う。
    千秋は村上に忍び込み船から連れ去られた人々の集められた『大和』のある島へ。

    歴史上の人物もこのように描かれると様々な人生を生きたんだなあと思います。すごい。友姫と漁姫の話は含蓄深いというかなんというか。
    しっかし高耶と直江はお互い「かわいそう」と哀れ合戦しててそんなに相手を見下して優位に立ちたいのか。とにかく二人でいるだけで痛々しくなるの辛い。
    千秋が圧倒的救いで本当千秋の場面楽しく読める天使かな‥‥SUKI

  • 吉川元春の描写が結構好き。
    広島や山口には行ったことがなく、昨今長州藩のことを多少勉強しているところなので
    宮島などもいつか行ってみたいなと思う。

  • 直江、拳銃で撃たれたところで終わり。
    どうなった、直江?
    続きが楽しみ。
    しかし、人質になるなんて、役立たずだな、直江。

  • うわ。これどうなるんですか?って感じです。

  • 直江さん…。

  • 2011年1月25日読了。2011年16冊目。

  • 毛利&小早川連合軍を相手に信長公大暴れ。
    その間にもN氏はぐだぐだとむつかしいことをおっしゃる。空気読め。

    信長公には馴染みのある日本語を話していただきたい。
    この巻だったか次の巻だったか忘れましたが、なんだ美獣て。フランス語か。

  • やはりこの作品で深みにはまったというか。
    彼ら以上のバカップル(こういうと語弊がありますがあえて)にいまだめぐり会えません。改めて読むと高耶さんの直江好きっぷりは初対面から全開だったな、と。嘘だと思うなら日本直高協会の会長の安田さんにきいてくださいヨー

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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