なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086145688

感想・レビュー・書評

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  • 花ゆめの漫画の6巻だったかの高彬に腰砕けになった。ぎゃーん、瑠璃ちゃん二股かけてる場合じゃないよ!

  • 平安時代にハマるきっかけ。個人的には昔の峯村良子さんのイラストのが好きでした。ざ・ちぇんじもよかったなぁ。。

  • ツウの間では、「なんジャパ」と呼ばれて愛読されていたコバルト文庫シリーズ。平安の世が舞台のラブコメ、という一見突拍子も無い小説なのですが、ストーリーが面白くて、思わず夢中になって読み進めてしまった思い出があります。新刊を発売日当日に買いに走った小説は、これが最初で最後かも・・・。

  • 平安が好きになれます。
    テンポがよくて読みやすい。
    男性キャラがみんな格好良いのもポイント!

  • 久しぶりに「これぞ少女小説!」という作品を読んだ気がする。これぞ「胸★キュン」「ドタバタ★コメディ」と銘打つに相応しい。今まで数種のコバルト文庫を読んできたが、これこそ真のコバルト文庫と呼ぶに違いない。古典的少女読み物のお約束がいくつも凝縮されているのだ。幼馴染と婚約するだとか、ええ男に求婚されるだとか、そのええ男の隠された正体だとか!!何から何まで「少女小説」で、かえって新鮮。かえって楽しい。あ、褒めてるんだからね、勿論!そしてこれだけ少女的読み物の要所を押さえておきながら、平安時代の女性は御簾の中に居て滅多に殿方の前に姿を現さなかっただとか、歌で文を交わしていたとか、歴史的風習もちゃんと守られている。作中でちゃんと歌もめんどくさがらず詠まれていて、しかも訳付きってのが素晴らしい。案外ここの辺り無視したファンタジー平安ものって多いからね。(20050803)

  • 平安の都を舞台に繰り広げられる愛と涙のアドベンチャー。

  • 中学生の頃、これを読んで平安時代用語を覚えました…懐かしい。昔のイラストの方が、味があって好きだったんだけど。

  • (2)の哀しさはここから始まってます。瑠璃姫の元気さ、健気さはぎりぎりのところでバランスを保ってます。これがいきすぎてしまうと、感情移入しにくくなるんだけど、さすが氷室冴子、うまくまとめてます。

  • 平安時代を舞台にして、これほどまでに古臭くないものが書けるとは!
    「桃尻語訳枕草子」なんかよりずっと新しい。
    瑠璃姫の破天荒な活躍ぶりが小気味良い。高彬が好きでした。

  • 「ジャパネスクアンコール」だけ無くてまだ全部読めてないー。

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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