なんて素敵にジャパネスク シリーズ(5) なんて素敵にジャパネスク 3 〈人妻編〉―新装版― (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086145930

作品紹介・あらすじ

独身時代ににはいろいろあったものの、天下の瑠璃姫もついに結婚して、右近少将高彬の妻としての新しい生活が始まった。念願の人妻となって浮かれ気分の瑠璃姫だが、ある日、夫の高彬から宮筋の姫君を預かってほしいと頼まれる。乳兄弟の守弥の身分違いの恋人だというのだ。だが、瑠璃姫の結婚以来なぜか張り切っている母君は、高彬がその姫と浮気をしているに違いないと大騒ぎをして…。

感想・レビュー・書評

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  • なんて素敵に急展開!!いや~~~な予感がしますね笑。次巻が楽しみです。

  • ぶっとんだ姫暴走中〜

  • 2019年5月23日購入。
    2019年9月16日読了。

  • 食べながら、読んでる…。

  • 再読。人妻編開始

  • ジャパネスク5巻目です。

    ついに帥の宮(そちのみや)編スタートですね。
    私的に好きな敵キャラだったりする、笑。


    悪名高い瑠璃姫(るりひめ)も、ついに高彬(たかあきら)と結婚して、新妻としても生活が始まった。

    浮かれ気分の瑠璃姫のところに、高彬が宮筋の姫を預かって欲しいと頼んでくる。
    高彬の乳兄弟・守弥(もりや)の身分違いの恋人だというのだ。



    怒涛の展開後の小休憩みたいな感じで、のほほんな人妻生活な内容でした。

    独身時代は色々あったけど、人妻になったからには、これからは落ち着いた一般的な奥方の生活を望んでいた瑠璃姫。
    だけど、根がお転婆な瑠璃姫には難しいみたいです、笑。


    吉野で出会った守弥と再開した瑠璃姫。
    彼の恋人だと思われる煌姫(あきひめ)を預かることになったのは、守弥に恩を売って高彬との仲を認めてもらう魂胆があったからなのです。

    煌姫は宮筋のお姫さまなので、血筋だけなら瑠璃姫より上なんだよねー。
    宮筋って要するに王族の血をひいてるってことだよね?
    零落してとっても貧乏な姫さまなので、瑠璃姫のところに世話になることになったのです。


    そして、新キャラ帥の宮(そちのみや)は名前だけ登場です。
    瑠璃姫の周りで何やら不穏な動きをしている宮さまです。

    明らかに瑠璃姫を奪おうとしているだろう的な動きに、高彬は嫉妬しまくりです。


    なんだか嵐の前の静けさって感じの巻です。

  • 一気の読んでしまっています。瑠璃姫の活躍に目が離せない感じ。

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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