- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086300261
作品紹介・あらすじ
大英図書館で司書として働くウェンディ・イアハート、19歳。同僚のカレンとともに、特殊工作部の要員の募集に申し込んでいた。そんな中、クライブ・カッスラーの『風の止まる庭』の生原稿が、何者かによって偽者とすりかえられてしまった!カレンはなんと、自ら原稿を捜すと言い出す。ジョーカーは、ウェンディにも原稿の捜索を命ずるが…!?ウェンディ、読子、ねねねを主人公にした、一冊の本をめぐるスリーサイドオムニバス。
感想・レビュー・書評
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R.O.D〈第3巻〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
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オニバムス短編集。
時系統に並んでいるわけではないですが
読んで行けば『どこ』なのかは分かります。
しかし先生…最初と最後の落差が激しい。
そして、読み専の人は書く人にはなれません…。
応募した2名は、なるほどな結末でした。
作家である『先生』の書いた本の評価はともかく
どうしてこう…猟奇的な『ファン』が多いのか。
そして最後。
なぜサイン会にあんな状態で駆けこんできたのか。
無人島に何を持っていきますか? の問いに
本! ときっぱり答えられる人種だと
再確認いたしました。 -
各々の個性を活かし、連結しているが主人公の異なる三部構成の短編集。
アニメで出てくる台詞や言い回しが、至る所に混ざっていて、読んでて楽しい。
でも全体的にアッサリしてたかな。もう一捻り欲しいところ。
でもこういう感じで日常が読めるのはとても良い。
タメ口で話す読子やウェンディが新鮮で良い。 -
古本で購入。ウェンディかわいいよウェンディ
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ウェンディ登場!
表紙と口絵でなぜメイド服なのかと思ってたら、理由はエピローグに。
ジョーカーグッジョブ!
作中に出てくる作家、クライブ・カッスラーっていうのは、実在のクライブ・カッスラーとは違うのか。
実在の方はアメリカ人みたいだし。 -
3人のキャラクター、それぞれを中心に据えた短編集。
それぞれ、一応独立した話になっているが、ある部分でつながりのある3篇。 -
シリーズ3冊目。前2作は長編だったが、この本は3人のキャラをそれぞれ中心に据えて、話のつながっていない短編3作をまとめた本になっている。それぞれ中心に据えたキャラの性格がよく分かる話になっていて、どれも読ませる作品になっている。
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TV版から入ったクチなので、噂には聞いていたものの、やっぱり若き日のウェンディが新鮮でした。あーゆードジっ娘、大好きですね〜(笑)
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このシリーズの中では一番気に入っている。読むものがない無人島での読子の活躍?がなんとも。