- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086303064
作品紹介・あらすじ
武装司書のミレポックは、神溺教団との戦いの中で、「ラスコール・オセロ」なる人物が重要なカギを握っていると確信し、独自の調査に乗り出す。しかし、その人物を追うものには必ず死が待っているという。さらに剣使いの少女、アルメが現れ、彼女もラスコールを追っていることがわかり…『本』をめぐる壮大なファンタジー、全ての鍵を握る人物の正体がついに明かされる!?予測不可能の急展開を見せる、新人賞大賞シリーズ第4作。
感想・レビュー・書評
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1巻は読みづらいながらも凄くて
2巻ががっかりで
3巻は薄かったが
ここへきて書きなれたか読みやすくなってき
舞台背景が見えて面白くなってきた -
優れた思考共有能力を持った、ミレポックが中心のお話。
ミレポック可愛い!未熟で半端な所が人間らしくて好きです。
先にアニメを見てしまって、話の流れを知っているのが、
個人的には勿体無く感じています。
もし原作にまず触れていたら、もっとはらはらしたり、
謎の部分が甘美だったりするのでしょうね。
パーニィの本の件や、ミレポが武装司書になるきっかけのあたりは、
原作の方がしっかり描写されていて、良かったですが。
アルメも此方の方がしっかりと人物像が伝わってきて、
共感しながら読む事が出来ました。 -
読了。
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ミレポックが主役でしたねーあの世界で流行っている服がわからん(笑)
教団の裏に迫った話。
ラスコールの招待について、後半の違和感が拭えなかったが、あぁ、やっぱりなって感じでした。
踊らされてるミレポックがなんとも言えない…その方が幸せなんだろうけど。
アルメの覚悟というか意地はかっこよかった。 -
シリーズ第4弾。
ミレポの成長が面白かった。マットアラストも良いキャラクターですねぇ。この巻でマットのイメージが掴めてきました。清濁併せ持った頭のいいキャラクター大好きです。
ミレポと敵対するアルメという少女も、一途で可愛らしい人物だったのですが、その一途さを向ける対象が悪役だったので、まったく報われず可哀そうでした。しかし、このシリーズで一番幸福を感じていた人物ではないだろうか、と思います。
生きていたら、後々ミレポのライバルになりそうなのに、お亡くなりになって残念です。
さて、このシリーズ。毎巻主人公なり副主人公なり重要人物が死んでいますが、死んだら本になる世界だから、1冊の本ができあがることで1人のキャラクターの話が完結ということなのかしら?
確か10巻で完結だと聞いているのですが、未だにシリーズの大筋が全く分からない。 -
とりあえず視点に立った人どちらかが死ぬんじゃないだろうか? と
疑い始めた3巻でしたが、疑いは確実になってきそうな4巻です。
今回は自分を人だと思ってる…人? でいいんでしょうか?
しかし自らを相手にささげている人、ではあります。
それはそれで幸せだと思います。
が、相手があれ…。
再登場、といいますか何といいますか…。
狭い世界(?)ですから、死んでもまた再登場。
人によって、幸せは色々だと思いますけど…どうなんでしょう?
どれほど不幸な状態でも、ちょっとした楽しみや幸せは
あるように思えますが。
こう思う時点で、それは傲慢なのでしょうか?
とりあえず、己を知るのはよい事だと思います。
過剰評価は、後が大変ですから。