姫様とオレ様とカゲトリバコをめぐる覚え書き (姫様とオレ様シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

著者 : 神代明

• 集英社 (2007年6月22日発売)

作品紹介・あらすじ

宝珠から生まれし世界"リディオ"。ライズオール王国の末姫・サラには、生まれつき影がない。兄弟たちや、俺様な性格のアーウィンに守られて、前向きに成長するサラ。ある宴の夜、他国の皇太子とサラの兄エルスの影が、奇妙な小箱に吸い取られてしまった!無差別に影を吸い取る箱に近づけるのは、元々影のないサラしかいない…。箱入り姫と仲間たちのカゲトリバコをめぐる大冒険が、今、始まる-!!お芋と魔法の(?)ほのぼのファンタジー。

感想・レビュー・書評

[永杜さんの感想 · 2013年3月24日]

生まれつき、なぜか影がないお姫様。
それゆえ恐れられているけれど、本人はいたってのんびり。

ちょっとだけ魔法、そして芋…。
これだけのんびりとしたお姫様に育ったのは
周囲にかなり大切に育てられている証拠。
とはいえ、財布見せながら施しって…それはかなりのお馬鹿さんかと。
しかも後で気が付いてない…。
きれいなものだけを見て育っている、といえば聞こえはいいですが
狭い世界で生きてます。

しかし影がない理由…。
うっかりさん、というか、気を抜きすぎというか…驕りすぎ？ｗ
人間の一生は短いので、誓いを破らないよう頑張りましょう。

[二次元研究所さんの感想 · 2012年2月25日]

9784086303668　275ｐ　2007・6・30　１刷

[ゆづるさんの感想 · 2007年8月10日]

感覚的に面白かった。（は■中をめくってイラストだけ見ると「ずいぶんとラブいな」とか思うけど、実際それは恋愛感情での行動ではないらしい。現在は。