- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086303729
作品紹介・あらすじ
武装司書たちは、宿敵・神溺教団を滅ぼし、年に一度のパーティーを楽しんでいた。その会場に、館長代行ハミュッツが命を狙う「魔女」オリビアが現れる。武装司書の崩壊は彼女に予言されていた。オリビアは見習い司書ヤンクゥらに接近し、ハミュッツに不審を抱いた武装司書たちは結束を始める。凄絶な冷戦の行く末を制するのはどちらの美女か!?『本』をめぐる壮大なファンタジー、新人賞大賞受賞シリーズ、大激震の第7作。
感想・レビュー・書評
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また、今回もやられた。
読み終わって毎回思うこと。
この人ほど読み手を裏切る筆力を持ってる人はいない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【2024-030-1687】図書館より。再読。
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読了。
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オリビアはすげぇ策略家やなぁ。
最後にやっとこの題名の意味がわかりました。
あと、ミンスが新しい楽園管理者になって、ホンット、良かった。
ホンマに次の展開が楽しみです。 -
そして…平和?
回想シーンというか、過去振り返りつつ~状態かと思いきや
現在進行形といいますか、割と平和もの?
上層部だけが情報を持っているので、ちょっと下層部が
ものすごい事になってるというか、扱いやすいというか…。
しかしまぁ、これを全部押しつけられたら、そりゃもう大変です。
お仕事お疲れ様、と言いたいです。
何せあの集団ですし。
いやでも、かませ犬と思っていた青年は
死んでも色々使われています。
あわれと言うか、死んでるから使いやすい?
秘密を守るためなら、手段を選ばない、の具体的例を
目にした気分です。 -
前巻で一区切りがつき、新章突入といった趣の今巻。新たに神溺教団のトップとなったミンスと彼が目指す新しい教団の在り方が良い。これまでの、幸福を得るためならばどんな手段を採っても構わないという悪徳集団的な思想とは異なり、善意に基づいて幸福を求める。それが今後も目指す通りに進んでくれれば喜ばしい限りだが。
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まさか彼女が帰ってくるとは…
しかしなんかなぁ。すっきりはしない。