六花の勇者 archive1 Don’t pray to the flower (ダッシュエックス文庫)
- 集英社 (2016年3月25日発売)
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感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086311052
作品紹介・あらすじ
ナッシェタニアがけしかけるゴルドフの恋人探し(?)、ハンスの殺し屋稼業、万天神殿でのモーラたちの日常、凶魔として生きるフレミーの乙女心、少年アドレットの夢……。六花の勇者たちの「勇者以前」を描く短編集!
感想・レビュー・書評
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六花としての力を授かる前の勇者たちの話
全体的にほのぼのとしていて良かった
のちに全体的に悲劇となるけども
彼らにも少なくない穏やかな時があったんだなぁと
本編を肉付けするいい短編集だった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各六花の勇者のサイドストーリーで人となりが色々と判明したけど、それよりもピエナ王国の内情が分かったことの方が大きいかも。ナッシェタニアはかなりの切れ者な事が分かるけどこれくらいでないと六花にはなれないわけで、とすると、アドレットはかなり異質なんだな、と。
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素晴らしいキャラクター設定を掘り下げているのだから面白く無いはずがない。ただ短編ということで物語の魅力の1つである権謀術数や騙し騙されの要素が無いのでどうしても見劣りしてしまう部分はあるかな。
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薬の聖者が人殺しの斡旋をしていたり、従者に必死の命令を課していたりと、その冷徹さに驚く。人間世界の存亡ごかかっていればそうなるのかな。
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