- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086700269
作品紹介・あらすじ
幼い頃に虐められていた東宮から「添い臥し」を命じられた杏子。恐怖のあまり逃げ出した道中で暴漢に襲われそうになった所を、謎の男に助けられた。しかし男は杏子を抱き、人形のように弄んで…?
感想・レビュー・書評
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東宮の俺様節炸裂で、きょときょとしてるヒロインとの
絶妙な相性がたまりません。
ヒロイン目線のはずなんだけど、なぜかヒーローの
考えていることが既にお見通しで先が読めてしまう。
それをヒロインが天然すぎて気づいてなくて
え?って戸惑ってるうちにHな流れになるのが可愛すぎる! -
仁賀奈さんのヒーローにしては珍しく腹黒じゃなくて時々動揺したりボロが出るのが可愛かった。
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執念深すぎる・・・
甘いのかな・・・ -
好きな子構い過ぎて嫌われちゃった東宮が必死こいて名誉挽回、的な。今度こそ嫌われないようにって思ってるものの、基本俺様なゴリゴリ押しが良かったですよ。
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和風物は何故か西洋物より萌えます(笑)。
【ネタばれ感想】
今回のヒーローは、同作家さんが別出版社から出してる『不埒なマリアージュ』のヒーローと重なりました。
『シュガー×シュガー×ハネムーン』でも思いましたが、自分はこの作家さんの描くヒーローは腹黒ドSより、女に不慣れでヒロインが初恋という設定の方が好きかもしれません。(*^^*)
ただ、最近この作者さんは作品の中で「お願いだから、〜しないでほしかった」というフレーズを多用する癖があるようで、少々食傷気味となっています。もしかしたらそれが一つの売りになっているのかもしれませんが、流石に何度も使われてると飽きてきます。(^_^;)
あと、少し違和感を感じたのがヒーローの東宮が17歳で元服、ヒロインも15歳で裳着を迎えるという設定です。平安時代が舞台にしては少々遅いような気がしましたが、ヒーローはヒロイン以外を妃にする気はなかったという事なので、彼女が大人になるのを待って元服した…と無理矢理考えて納得する事にしました。
最初からヒーローの正体も予想がつきますし、ヒロインは一途なヒーローの情熱にほだされてなし崩し的に結ばれたという気もしますが、幼い恋人達の不器用な恋物語といった感じで面白かったです!
ヒロインの異母兄である高平が意外とヤンデレっぽいので、if設定で彼とヒロインが結ばれるお話があっても面白そうだと思いました。 -
予約注文しないと、シフォン文庫は近所の書店では手に入りづらくなった為、予約注文し、今晩取りに行きました。
平安時代が大好きなので、読むのが楽しいです。
※追記
何か、物足りなく感じたのは私だけかなー?
発売が1ヵ月遅れたわりには、挿絵が少ない気がしました。
後、展開も、分かりやすいようで、意外な人物が!…みたいな??