- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086800570
作品紹介・あらすじ
駆け出し絵本作家の賢人は横浜の『ママレード書店』でバイト中。店主のミカンは猫と思いきや、人の夢を食らう「獏」。夢に混じる記憶を消化できず、吐き出してくる。ある日、同級生だった拓也が来店し…?
感想・レビュー・書評
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シリーズ続編
セレクトショップタイプの書店での仕事にもなれ、みかんから白昼夢を見させられ、自作の絵本で相手に伝えようとする賢人。
見せられる白昼夢の結末に、シビアで辛いものも多くなってきたけど、賢人自身、少しずつ自身が持てるようになってきたのかな?とも思う。
シリーズはこれで終わりなのだろうか。
馨の家系の隠されてきた人たちの想いは明らかになったけど、馨の海外留学の理由だったり謎な部分も多い。
イメージキャラクターを務めていた俳優さんで実写で見てみたい
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初めましての作家さん。
やってしまった。本作は第二弾でした(^◇^;)
それでも主要キャラの説明は文中に入っているので
困る事は無かったです。
日常の謎というか、謎なのか?
一風変わった日常のお話しみたいで楽しめました。
猫のようで実は獏:ミカンの呟きが「ヌウ・・・」とか
「ヌフッ」とか面白いぃ~。
気まぐれな行動や、ふてぶてしい態度も想像しやすくて楽しい♪ -
リリース:浩世さん
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読み終わってから気づいた。こんな題名だったのかと。
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シリーズ2作目。馨のこともだんだん分かってくる。
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書店と猫と絵本作家と。そんなキーワードが入ってたら買っちゃうよ、という私ホイホイなシリーズ、2冊目。
古い洋館を継いだオーナーが開いたマーマレード書店と、そこで働くオーナーの後輩である主人公(本業は絵本作家)。店主?は猫の様な姿だけれど、実は人の記憶を食べる貘のミカン。ミカンが消化出来ずに吐き出した記憶は、別の人が白昼夢のように見てしまう。その白昼夢を度々見せられる主人公の賢人は、その記憶の持主の悩みに関わってしまい、手助けをする事に…というパターンの話がいくつか入って一冊にまとまってる。
誰もが多分心当たりのあるようなささやかな悪意なんかもサラッと描かれてるんだけど、解決されるので安心して読める。
甘いといえば甘いのかもしれないけど、私が読みたいのはそういう話なので、気に入っているシリーズ。
今後は賢人と美紅ちゃんがどうなるのか楽しみ。 -
2016.5.8
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面白かった〜。前作読んでないから早速読まなくちゃ。