京都伏見は水神さまのいたはるところ 綺羅星の恋心と旅立ちの春 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2021年1月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086803618
作品紹介・あらすじ
京都伏見のほっこりじんわり、あやかし物語、涙のクライマックスへ・・・!
届かぬ気持ちを抱いたまま、旅立ちの季節を迎えたひろは・・・!?
拓己は大学卒業後、実家の酒蔵を継がずに、就職のため東京に行くということが決まってしまった。
そしてひろは祖母の神社を継ぐという自分の夢に近づくべく、京都の大学に進学することを決める。
秋深まる花傘祭りの季節、京都にやってきた母に進路の相談をするが、母・誠子はひろの希望を否定して。
母と正面から対峙することになったひろだったが、実は母には辛い過去があったことを知り…!?
ずっと一緒だった水の神様の化身、シロとの関係性にも変化の時が訪れ、桜舞う春には大好きな拓己との別れが迫る…!
互いに惹かれあうひろと拓己が選んだ未来とは…!?
感想・レビュー・書評
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とんとん拍子に話は進む、素敵なハッピーエンド。いやあ、良かった、良かったと思ったらシリーズまだ続いてるやん。ありゃまあ・・・
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今回はひろの家庭環境や、進路等色々だね
でもやっぱり拓巳への想いは諦めるって決めてたね〜
そうだろうとおもったけどまさかの告白
拓巳は拓巳できっと色々思ってわざと返事をしなかったんだね
最後にグッときたわ
後は今後ひろ、拓巳、シロがどうなるのかなぁ〜 -
これは最終巻かな?
シロの気持ちは恋心より親心に近い気がするな。
ひろと拓己はなるべくして…だよね(笑)
私なら、そんな長く待たれへんわ〜
ひろちゃん、人付き合い上手くなってよかったね! -
結局もだもだした二人だなぁという感じでしたが、穏やかに終わってよかったです。
最初に比べてひろが本当にびっくりするくらい成長してくれて嬉しい。 -
ひろはほんとかわいいなぁ。シロも愛おしい。今回はお母さんとのお話もあり、拓己の旅立ちもあり、一気に人間関係に変化が。もしかして完結?このシリーズ読むと、世界がとても豊かな気がしてくる。
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シリーズ完結なのかな?という終わり。
2021/4/8 -
2021年1月講談社オレンジ文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。花傘の夢は踊る、山茶花の約束、綺羅星の心、の3つの連作短編。伏見の地に蘇る巨椋池の蓮が伏見に広がる様子がスペクタクルでした。ひろが定めた自らの道ヘと進むがんばりで、全てが調和したように終わるラストが良かったです。ひろと拓己と指月の活躍が、また読めるといいなあと思います。