- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086804424
作品紹介・あらすじ
膨大な指名手配犯の顔を覚え、街角で地道な『見当たり捜査』を行う警視庁捜査一課の専門部署『特殊能力係』。
上司の徳永と新人の麻生瞬、二人きりの部署へ、ある日謎の美女が訪れる。
徳永に「美貴子さん」と呼ばれ親しげな彼女は一体何者なのか。気になって仕方がない瞬は、見当たり捜査中、指名手配犯リストに載っている男に声をかけられる。
警戒する瞬に道を尋ねてきた男は、病により既に自分の犯した罪も名前さえも忘れていた。
忘れてしまった罪は、なかったことになるのか。
特能バディの事件ファイル、シリーズ第7作!
感想・レビュー・書評
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事件そのものより、忘却って救いにもなり痛みにもなるっていうことを改めて思わされた。
忘れることと記憶を失うこと似て非なる印象だなぁ。
2023.5.20
86詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サラサラっと読めて満足感もある大好きなシリーズ。ほろ苦い結末。
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シリーズ第7弾。
今回は忘れないという特殊能力よりも、アルツハイマーで忘れてしまうという逆の視点での話。
徳永の元上司であった富樫の発病からの展開にビックリ。
ちょっと無理やりな展開にも思えるし、瞬と徳永との関係性も近すぎて、重い。
いくら尊敬しているからと言っても、公私ベッタリすぎるのもどうだろうか。
忘れないという設定は面白いが、新たな切り口を期待したい -
もう7巻目…表紙の絵、いいなぁ…
今回はちょっと重いテーマ。
『忘れない男』の瞬くんもいろいろ考えちゃいますよね〜 -
このシリーズも好き。もっと読みたい。淫らシリーズのひさもとリューモンも出てくるからそっちの新作も読みたいなあ。