めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版【上】 『水槽に蠢く脳だらけ』 (JUMP j BOOKS)
- 集英社 (2012年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087032789
作品紹介・あらすじ
混沌よりも這い寄るマイナス球磨川禊。水槽学園の生徒会長に就任して間もない頃に起きたとある事件。それは何の前ぶれもなく訪れ…。この小説は球磨川禊が箱庭学園に転校してくる少し前の物語である-。
感想・レビュー・書評
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作者も読者も球磨川のことが好きなんだなぁ。
結局、あの人はどこに行ったの? -
そもそも、主人公に球磨川を持ってきた時点で、お話にならないというか、普通の話になりようがないって感じですね。(^^;
全体的には、論理パズル(非論理的な解決だけど)を読んでいるかのよう。
本編の中心的登場人物が出てきていない分、自由を感じますね。 -
マンガだと思って買ったら小説だったシリーズ1。意図せず西尾維新の小説を初めて読んだが、本当に言葉の好きな人なんだと感じた。1時間で読み切れる。
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上下巻を読了。
みんな大好き球磨川先輩を主人公に据えた外伝シリーズ。
時系列的には,読み切りの「グッドルーザー」の直後の話。
それにしても,めだかちゃんや善吉君が主人公の外伝なんて読む気にもならないことを考えると,
球磨川先輩のキャラは本当によく出来ていたと思う。
…いや球磨川先輩も,登場当初は対して魅力もない悪役だったんだけど,
夢の中で安心院さんを相手に括弧付けずに演説したときに,
キャラとして完全に化けた。もう大好き。
中身はいつもの西尾小説。面白いよ。