めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版【上】 『水槽に蠢く脳だらけ』 (JUMP j BOOKS)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087032789

作品紹介・あらすじ

混沌よりも這い寄るマイナス球磨川禊。水槽学園の生徒会長に就任して間もない頃に起きたとある事件。それは何の前ぶれもなく訪れ…。この小説は球磨川禊が箱庭学園に転校してくる少し前の物語である-。

感想・レビュー・書評

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  • 小説版めだかボックスの第三弾。須木奈佐木が番外編漫画の最後で見せた性格が現れなかったが、なぜ?。本編での球磨川と須木奈佐木の無言の関係にはどんな経緯があったのか気になる。あと須木奈佐木がどうしてアーティストになったのか。内容は西尾維新らしい雑学を絡めた謎解き。

  •  めだかボックスでは球磨川禊が一番好きです。
     あの台無し加減がたまらない。
     そんなわけで、球磨川主人公の小説を読まないわけがなかったのでした。
     手軽にさくさくっと読み終わったので感想もさくさくっと。

     ほぼキャラ小説なので、球磨川先輩やっぱりいいわー大好きだわーってくらいしか言いようがないのですが(笑)
     咲ちゃんとの会話が一々面白かったです。
     勇者の剣を探す方は笑いながら読んでました。

     読み切りのグッドルーザーを見る限りでは咲ちゃんとは影でそれとなく戦っていたのかと思ったのですが、全然そんなことはなかったですね。
     しっかりサポートされながらの生徒会だったので、意外でした。
     球磨川の性格が箱庭学園転校当初の底の知れない不気味な感じなのかと思いきや、最近の球磨川先輩とあまり変わらない感じだったのはちょっと残念。

     めだかボックスの本篇から察するに、結局球磨川は安心院さんに負けて箱庭学園へ転校、咲ちゃんの記憶を一部「なかったことにした」んだと思うのですが。
     そこに至る展開がこれからどうなるのか、下巻も楽しみです。

  • 作者も読者も球磨川のことが好きなんだなぁ。
    結局、あの人はどこに行ったの?

  • そもそも、主人公に球磨川を持ってきた時点で、お話にならないというか、普通の話になりようがないって感じですね。(^^;
    全体的には、論理パズル(非論理的な解決だけど)を読んでいるかのよう。
    本編の中心的登場人物が出てきていない分、自由を感じますね。

  • マンガだと思って買ったら小説だったシリーズ1。意図せず西尾維新の小説を初めて読んだが、本当に言葉の好きな人なんだと感じた。1時間で読み切れる。

  • 【観察日記には、嘘はかけないように】

    ただ、そのままというのは、ちょっと興に欠ける気がする。楽しくもないし、面白くもないし、ただ、プロフィールを詳しく書いた感じ。でもプロフィールって本当に意味が無い。登場人物紹介が役に立ったときなど、今だかつてないよ。

  • みんな大好き球磨川さんがまさかの主人公ですよ奥さん。
    と言っても語り部は咲ちゃんなんですが。
    この娘も結構毒吐く娘で語り部として面白い。
    咲ちゃんも本性出して欲しいところ。

    安心院さんから出される無理難題を球磨川が解決していくって流れなんだけど、そこら辺はさすがマイナスと言うべきか、一風変わった方法で解決していく様はなかなかに興味深い。

  • 上下巻を読了。
    みんな大好き球磨川先輩を主人公に据えた外伝シリーズ。
    時系列的には,読み切りの「グッドルーザー」の直後の話。
    それにしても,めだかちゃんや善吉君が主人公の外伝なんて読む気にもならないことを考えると,
    球磨川先輩のキャラは本当によく出来ていたと思う。
    …いや球磨川先輩も,登場当初は対して魅力もない悪役だったんだけど,
    夢の中で安心院さんを相手に括弧付けずに演説したときに,
    キャラとして完全に化けた。もう大好き。
    中身はいつもの西尾小説。面白いよ。

  • さっくりそこそこ面白く読めた。たまにはラノベもいいと思った。球磨川の本なら続編が出たら読む気になれるかな。

  • ジャンプで連載している「めだかボックス」の外伝。球磨川スピンオフ。好きなキャラクターなので読むのが楽しかった。安心院なじみ、通称安心院さんの試練が球磨川に襲い掛かる。最初はロシアンルーレット、その次は勇者の剣探しのクエスト。球磨川は普通に死ぬので、安心院さんの出番が多めだった。六分の一の事も理解できない球磨川があほ可愛い。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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