- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087206357
感想・レビュー・書評
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中国問題の専門家ではないので、むしろ変な先入観にとらわれず、一般的な経済学の観点から発信しているので非常にわかりやすいです。「中国のことを何もわかっていない」と批判的な読後感になるかと思いきや、よい意味で裏切られました。
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本屋に行くとこの顔をよく見かける。ちょっと意地悪そうなおばさんで、それほど有名人でもないのに、こうやって本のタイトルカバーに写真を載せるのだから自意識過剰なのだろうと思って、どういうことを書くのかと思い買ってみたが、内容は中国経済について、普通のことを普通に書いただけの本だった。中国が世界の工場なのではなく、世界が中国を工場にしていることや、中国の人件費が上がり中国離れが進んでいるというだけの内容なので、それほど得るものはなかった。
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表紙の題名とは異なり、貨幣経済からみた中国の経済論です。著者は実際中国には行ってないようで、あくまでも貨幣経済を軸に得られる情報を基に論じているのであるが、的確に捉えているような感じを受ける。
ウケ狙いであやういと言う言葉を使っているが、実際は未成熟なだけで問題だらけであるというわけではない。
冷静に見ると、日本の経済政策よりずーっと的確に手を売っているように見えるのは私だけか? -
薄い本で、さらりと読めます。まだ紙が使えたろうに、具体的に詳しく書いてほしいなと思うところが多かったです。
中国社会の今抱えてる問題は全体的に理解できたが、中国経済の本質とは少し言い過ぎなタイトルに感じます。