- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087212686
感想・レビュー・書評
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https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/565739詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各ジブリ作品の製作背景や裏話などが満載で、映画が好きな人ならまず興味深く読める一冊。誰がどんな役割を持ち関わったにより、作品の性向や質が決定的に決まるのが、如実に表されてもいる。その意味でも、編者でもある鈴木氏の評価は、いつの日かより明確にクローズアップされるかもしれない。
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あちこちから摘んできたのだろう感。千と千尋以来ごぶさたなんだが。
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身内でまとめた歴史なので、ネガティブな事が殆ど書かれてないのが残念。特に「ゲド戦記」の評価とか、作者が酷評した話とか。細田守、片渕須直、押井守とのエピソードとか。あと、「ナウシカ」映画化までの苦労話をもっと読みたかった。あちこちで書かれているけど、ここにまとめて欲しかった。誰が何と言おうと、鈴木敏夫無しには「世界のミヤザキ」は生まれなかったのだから(まともに作品を発表出来てたかも怪しい)。
丁寧な記録として、宮崎ファンとしては手元にあると便利(?)な本だし興味深く読めたが、興行成績と作品の質は関係ないので、興行成績の悪い作品もプライドを持って数字は載せて欲しかった。そんなモノwikiれば分かるだろ、と言う事でしょうか。「君たちはどうwikiるか」と言いたいのでしょうか。 -
スタジオジブリの歴史を年代順に追うことができる一冊。
『風の谷のナウシカ』から最新作の『君たちはどう生きるか』まで紹介されている。作品数が多いので一作品あたりのページ数はそれほど多くない。
鈴木敏夫氏が責任編集しているので、ジブリに都合が悪いことはあまり書いていない。″キレイなジブリ史″としては良い(笑) -
2023年6月18日購入。
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【請求記号:778 ス】
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スタジオジブリの歴史を振り返った一冊。執筆はアニメ評論家の藤津亮太とジブリの野中晋輔が担当し、責任編集に鈴木敏夫という座組み。宮崎駿はノータッチということもあり作品の中身の批評・分析ではなくプロデューサー目線の製作史に近い。こうやって眺めてみると『ハウルの動く城』はかなり宣伝を抑えていたとか意外だなぁ。そうだったっけか。『千と千尋の神隠し』の米ディズニー試写会のエピソードは大企業あるあるで思わず苦笑いwもちろん『君たちはどう生きるか』の裏話も。意外な形で庵野秀明の名前が(それも緊張感のある文脈で)出てくるのが面白い。
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宮﨑駿監督の長編アニメ「君たちはどう生きるか(THE BOY AND THE HERON)」を観るため、観た後の参考として。