スタジオジブリ物語 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
3.70
  • (10)
  • (28)
  • (23)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 825
感想 : 42
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087212686

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/565739

  • 各ジブリ作品の製作背景や裏話などが満載で、映画が好きな人ならまず興味深く読める一冊。誰がどんな役割を持ち関わったにより、作品の性向や質が決定的に決まるのが、如実に表されてもいる。その意味でも、編者でもある鈴木氏の評価は、いつの日かより明確にクローズアップされるかもしれない。

  • あちこちから摘んできたのだろう感。千と千尋以来ごぶさたなんだが。

  • 身内でまとめた歴史なので、ネガティブな事が殆ど書かれてないのが残念。特に「ゲド戦記」の評価とか、作者が酷評した話とか。細田守、片渕須直、押井守とのエピソードとか。あと、「ナウシカ」映画化までの苦労話をもっと読みたかった。あちこちで書かれているけど、ここにまとめて欲しかった。誰が何と言おうと、鈴木敏夫無しには「世界のミヤザキ」は生まれなかったのだから(まともに作品を発表出来てたかも怪しい)。
    丁寧な記録として、宮崎ファンとしては手元にあると便利(?)な本だし興味深く読めたが、興行成績と作品の質は関係ないので、興行成績の悪い作品もプライドを持って数字は載せて欲しかった。そんなモノwikiれば分かるだろ、と言う事でしょうか。「君たちはどうwikiるか」と言いたいのでしょうか。

  • スタジオジブリの歴史を年代順に追うことができる一冊。
    『風の谷のナウシカ』から最新作の『君たちはどう生きるか』まで紹介されている。作品数が多いので一作品あたりのページ数はそれほど多くない。

    鈴木敏夫氏が責任編集しているので、ジブリに都合が悪いことはあまり書いていない。″キレイなジブリ史″としては良い(笑)

  • 2023年6月18日購入。

  • 【請求記号:778 ス】

  • スタジオジブリの歴史を振り返った一冊。執筆はアニメ評論家の藤津亮太とジブリの野中晋輔が担当し、責任編集に鈴木敏夫という座組み。宮崎駿はノータッチということもあり作品の中身の批評・分析ではなくプロデューサー目線の製作史に近い。こうやって眺めてみると『ハウルの動く城』はかなり宣伝を抑えていたとか意外だなぁ。そうだったっけか。『千と千尋の神隠し』の米ディズニー試写会のエピソードは大企業あるあるで思わず苦笑いwもちろん『君たちはどう生きるか』の裏話も。意外な形で庵野秀明の名前が(それも緊張感のある文脈で)出てくるのが面白い。

  • 宮﨑駿監督の長編アニメ「君たちはどう生きるか(THE BOY AND THE HERON)」を観るため、観た後の参考として。

全42件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年、愛知県名古屋市生まれ。
徳間書店で「アニメージュ」の編集に携わるかたわら、1985年にスタジオジブリの設立に参加、1989年からスタジオジブリ専従。以後、ほぼすべての劇場作品をプロデュースする。宮﨑駿監督による最新作『君たちはどう生きるか』(23)が、米・ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞を受賞した。「仕事道楽 新版──スタジオジブリの現場」「歳月」(ともに岩波書店)、「スタジオジブリ物語」(集英社)など、著書多数。2021年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木敏夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
又吉 直樹
凪良 ゆう
凪良 ゆう
ヨシタケシンスケ
小川 哲
市川 沙央
川上未映子
西 加奈子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×