かなしきデブ猫ちゃん (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087442199

作品紹介・あらすじ

デブ猫・マルが、愛媛を舞台に大冒険。さまざまな生き物たちと出会い別れながら、マルは大きく成長する。愛おしさに溢れた絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫本を買おうとしたけど、テレビをつけたらアニメがやっていたので観てみた。アニメだからかもだけど、どうしてそうなった??ってことが多く、特に面白い!!訳でもなかった。好きな人は好き?かもしれない。

  • タイトルを見てどんな話なのか気になって手に取ってみました。

    マルが旅に出てからの話しは面白しろかった。

    もっと沢山いろんな所へ旅に出て色んな仲間と出会って、別れがあって。。。
    というのを期待していたけれど、ちょっと内容がさくさくと進みすぎたかなと。旅の内容が面白かった分少しだけ残念。

    それに、飼い主パパのマルに対する言葉がちょっと引っかかった。
    アンナのマルに対しての「このデブ猫!」もちょっとモヤモヤ。。。

    自分自身も猫を飼っているから敏感に感じてしまったのかもしれませんが、うーん、と思う所でした。

  • 愛媛旅行に行きたくなった!
    もし行くことができたらマルの通った道を辿ってみたくなる。
    道後温泉行きたいなぁ

  • 吾輩も”ネコ”である。

    愛媛を舞台に、デブ猫ちゃんマルがちょっと不思議な冒険を繰り広げます。
    猫目線の、
    小説のような絵本。
    絵本のような小説。

    挿絵はきれいで、味のあるタッチ……
    見ていて癒されますね。

    愛媛はまだ行ったことがないので、この本を手に巡ってみたいと思いました。

  • 文&絵。愛媛県松山市を舞台にしたデブ猫マルの家出譚。坊ちゃん、マドンナ、道後温泉など、夏目漱石の「坊ちゃん」ネタが混じっていた。家族に対する嫉妬から家を飛び出し、坊ちゃんと呼ばれる猫に会い、出奔中らしい雌猫・マドンナを探しに行くが……。マルは、大きくどっしりしていて、男気ある感じで、たぶん写真家の岩合光昭さんが好んでファインダーに収めそうなタイプ。そんなことを思いながら読んでいた。

  • カラーの絵が見開きのページにあって、その絵がとにかく可愛い。猫目線での、人間に対する考えや、猫同士の会話もとても可愛いです。途中で出会うおじいちゃんおばあちゃんが優しくてほっこりしました。

  • 猫のマルの視点から描かれる、旅と家族をテーマとした作品。
    兄弟ができたときの感情移入や、言葉が伝わらないもどかしさなどは、赤ちゃん〜幼少期の子どもにも通じるものがあるなと感じながら読みました。
    ストーリーとしては、これといってというものはないけれど、挿絵がきれい!

  • 捨てネコカフェにいた彼はアンナちゃんと運命的に出会い、マルという名前をもらった。家族と幸せな家猫生活を送っていたのだが、ある事がきっかけで大冒険へ。色々な猫との出会いや経験をし成長したマルなのだけれど…。
    アンナちゃん、マルを「デブ猫!」とは呼ばないでね。今のマルなら大丈夫だとは思うけれど。

    “捨てネコカフェ”という言い方は敢えてなのだろうけれど、寂しい表現かなと感じた。

  • 愛媛の捨てネコカフェ~家ネコ~家を飛び出して愛媛県内を東へ西へ!
    絵本文庫とは面白い♡

  • 愛媛県の松山、四国中央市、西条、今治、砥部、内子、伊方、宇和島、愛南の名所を猫のマルが冒険して逞しくなって飼い主のアンナちゃん家に戻ってくる話。かつて暮らしたこともあり、小旅行で訪れた内子座や、近くにあった道後温泉、砥部焼体験もしたし、砥部動物園も広くて暑かったなぁ、愛南エリアはダイビング、伊方はフェリーで九州まで渡ったし、しまなみ海道も景色が最高!また車で回りたいなぁ。ガイドブックとしてこの絵本を楽しんでほしいですね。

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著者プロフィール

1977年神奈川県生まれ。2016~2022年に愛媛県松山市で執筆活動に取り組む。現在は東京都在住。2008年に『ひゃくはち』でデビュー。2015年に『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞、2019年に『ザ・ロイヤルファミリー』で山本周五郎賞とJRA馬事文化賞を受賞。その他の著作に『95』『あの夏の正解』『店長がバカすぎて』『八月の母』などがある。

「2023年 『かなしきデブ猫ちゃん兵庫編  マルのはじまりの鐘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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