「自分らしさ」はいらない くらしと仕事、成功のレッスン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 717
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087442243

作品紹介・あらすじ

「自分らしく生きよう」それって本当に正しいことなのだろうか? 人気エッセイストが贈る、自分の可能性を広げるためのヒント集。

感想・レビュー・書評

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  • たまたま中古屋で手に取った本。
    自分らしさを失ってきつい、自分らしさって何だっけって悩んで苦しかったところに「自分らしさはいらない」って言われて、私に取っては目から鱗の本でした。

    ●心に残った言葉
    「心で考える」
    心を内に向けて自分らしさを見つけていくっていうより、
    心を外側に向けて相手への感謝の気持ちを忘れないこと。
    自分の可能性も広がるし、人と歩む人生で幸せにもなれる

    なんかジョブスのconnecting dotsの話ににてるなあって、自分の心を大切に一つ一つ進みたい。

  • この本を読んで、前向きな気持ちになれました。単純に優しい言葉が並んでいるのではなく、自分自身で立ち上がる勇気を貰える本です。

  • 自分の新しい見地としては自己否定と言われてるとネガティブなイメージだけど、肯定的なものもあるんだなぁてやつです。いろいろな自己啓発本を読んできたけれどもゆるーい感じがいいと思う。

  • ○プラスマイナスゼロの状態
    ・頭は働いていて、冷静な計算はするけれど、人として温かい。
    ・心は働いていて、感情豊かではあるけれど、感情に流されない。
    ・攻撃的でもなく、詮索することもなく、喜怒哀楽は表に出さない。
    ○心を働かせるためのエンジン
    感受性と想像力と愛情

  • 「心で考える」というのがあまりピンとこなかったが、自分らしさに囚われかえって窮屈になっている感覚はよくわかる。chapter3の「感覚の引き算をする」というのはなるほど、と思った。

  • なんだかわたしには難しかった、、
    相手のことを考える→自分も幸せ みたいな考え方に感じたけど、わたしはまず自分が幸せ→他の人も幸せ っていうほうが好きな考え方かなぁ
    もっと自分の心が成熟してからまた読んでみたい

  • こころで考える。頭でばかり考えていては行き詰まる。バランスが必要。

  • 今年読んだ中で一番、必要な時に必要な本を手に取れたなと思う。心で考えることの健やかさと難しさ。付箋がたくさんになりすぎたので、また数日かけて読み返してより理解していきたい。

  • Over40。
    未だにわからないことがあります。
    その一つが「心で考える」。
    ホント、わからない。
    他人から「心で考えろ!」と言われても、どうやって??
    と、なってしまう。
    何らかのヒントがあればいいなぁ、と思い読んでみました。

    読んでみて、、、。
    やはりよくわからない。
    0だったものが20になった感じでしょうか。

    「心で考える」はある程度テクニック的なものでカバーできるのかな、と途中までは思いました。
    が、しかし、以下のくだりを読んだところで、崩壊。

    ”心で考えるとは、ここまで読んでくださったあなたはもうおわかりのとおり、「気をつかう」とか「気配りをする」といった表面的なこととは違います。
    呼吸のように基本的な、人としての営み。
    精神を強くするための習慣。
    自分を高めていくための指針。
    新しいチャレンジをするための原動力。
    それが、心で考えるということです。”(抜粋)

    ますますわからない。
    様々な具体例(包丁の柄を洗う、ウインナーのケチャップ炒め等)を紹介していますが、「心で考える」が腹落ちしないのです。

    とはいえ、学びもありました。
    「心で考える」はある程度の経験値と知識が必要になるのではないかと思いました。
    仕事にしても、日常生活にしても、全く興味のない事、やったことのないものに対して、「心で考える」のは厳しい。(と、いうより出来ないと思う)
    守破離で言うところの「離」に当たるのではないかと思います。
    そして、「心で考える」は時間的にも体力的にも余裕がないと出来ない。
    だから私たちは普段から体を整えておくこと必要があるのです。

    以下、佐々木俊尚さんの解説になりますが、このくだりが一番しっくりきました。
    ”「苛酷なこと、厳しいこと、思い通りにいかないこと、予測のつかないこと、生きていく上での困難に直面したときは心で考えるしかないのですが、心で考えるための土台は健康です」”(抜粋)

    「心で考える」、私には難題です。

  • 「自分らしさ」というキーワードにワクワクしたり、
    モヤモヤしたり…とりあえず何かしら心が動く方にはおすすめしたい1冊です。

    暮らし、仕事、対人コミュニケーション のカテゴリに分けて丁寧に実体験を交えて語られているので、スーッと入ってくる感じがしました。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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