偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.84
  • (242)
  • (492)
  • (305)
  • (43)
  • (8)
本棚登録 : 4025
感想 : 351
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087451429

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 偶然が悲劇を生む種なのはいつものこと。

  • 面白かった。伝奇サイキック青春ファンタジー。

  • 大好きすぎる

  • 読んでいて情景が次々に思い浮かぶ、楽しい

  • 琵琶湖の民として、代々特殊な力を受け継いできた日出家。
    その分家に生まれた主人公は、
    高校入学を機に本家に居候し修行することになる。
    本家の長男である淡十郎や、その姉のグレート清子、
    さらに、昔から同じ琵琶湖の民として対立を続けてきた棗家の息子と力を合わせ、
    琵琶湖の民の存亡を賭けて新たな脅威と戦う。

    プリンセストヨトミといい鴨川ホルモーといい、
    ユーモアあふれる発想でとても楽しませてくれる話です。
    この人、本当に関西が好きなんだろうな~。

  • 意外すぎるオチ。笑えます。

  • 漫画のようにさっくり楽しみながら読めてしまうお話でした。

    以前から万城目学さんの名前はよく目にしていたのですが、読むのは今回が初めて。
    ファンタジー色強めでありつつ、主人公たちが高校生なので、それっぽい甘じょっぱさが味わえるのも良かったです。青春群像劇。
    万城目さんの他著作も読みたいなと思える作品でした。


    ラストは時かけのような切なさも感じました。
    最後の最後の締めも悲しくなりすぎない希望を見せてくれたのが良かったですね。

  • 飽きることなく最後まで一気に読んでしまった。マンガ読んでる感じ。”しゅららぼん„だもんなぁ。敵の存在が誰なのか、”しゅららぼん„って何なのか、かなり読み進まないとわからないから気が付いたら読みきっちゃった、オイラに残ったのは娯楽かな。
    日出涼介、淡十郎、清子、棗広海、ともに力の存在に否定的なのが前提だけど、オイラ的にはお金みたいなもので使い方次第じゃないの?って思う。清子みたいに聞きたくないのに聞こえてくる声はちょっと困りものだけど。使いたくなければ使わなきゃいいだけだ。淡十郎は力があると自然さがなくなるみたいに言うけど、そうなのかな?そもそも何でも思いのままの本家の跡継ぎに生まれている時点で違う気がするけど。お金じゃ買えないものまでコントロール出来るという意味なのかな。城に住んでるだけでその力を持っているようなものだけど。だからオイラはそこのところが突き抜けちゃっている清子に好感持ってしまう。誰かに気に入られるよりも、何をするべきかっていう基準で行動していて迷いがないんだもの。カッコいい!

  • 発想力が素晴らしい。振り回される主人公が笑える

  • 読むのに時間がかかったけれど面白かった(^-^) 万城目さんの作品10年以上前から気になっていたけれど、やっと読めた! 2014年映画化 https://eiga.com/movie/78528/ 淡十郎のキャスティングぴったり~(^^)/ 「鴨川ホルモー」も読んでみたい。こちらも映画化。面白そう。万城目さん、大阪出身京大卒業。

全351件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

万城目学の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×