花の懸け橋 浪花ふらふら謎草紙 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452679

作品紹介・あらすじ

ついに父親との再会を果たす花歩。置き去りにされた理由も明らかになるが、千代太郎との縁談や、養父母の宿を継ぐかなど、悩みは解決しないままで……浪花の人情時代小説、ついに完結!(解説/日下三蔵)

感想・レビュー・書評

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  • 浪花ふらふらシリーズ5作目。
    一之介からの提案に花歩は悩みつつも、町案内を続けているが。シリーズ最終巻。

    父の行方の謎は4・5巻で駆け足で書かれ描写不足な感じ。
    千代ちゃん、そんな小さい時から恋心があったんだなぁ
    花歩を守るために武士になって、ずっと守っていたなんてラストに甘いエピソード。恋模様はなんとなく予想していた通りのほのぼのする大団円でした。

  • シリーズ5作目、最終巻。とりあえず終わらせたって感じ。花歩は父の手がかりを探して幼い時から大坂の町を歩き回り、もしかしたらこの世にいないのかもしれない、などと思っていたのに、父は元気に旅を続けて絵を描いて過ごしていたんだね。自分勝手でがっかり。

  • シリーズ完結
    花歩と千代太郎,父親,養い親のあれこれが一気に解決され,みんな落ち着くところに落ち着いたほのぼの大阪の江戸時代.名所案内が楽しかったです.

  • シリーズ最終巻。ずっと少女マンガ風の可愛らしい内容でしたが、そのままラストまで駆け抜けた感じ。
    微笑ましい。

  • シリーズ完結。江戸時代の大阪を舞台に、捨て子だった主人公・花歩の父親失踪の謎と、町案内のお仕事小説と、幼馴染で武士になった千代太郎との恋愛模様がベースになった物語で楽しめました。欲を言えば、父親の謎が完結編で唐突に明らかになってしまったので、もう少し伏線を張り巡らし「え?誰が誰が?どうして?」と話を膨らませたらより一層良かったかな?と。そして千代太郎の本音の描写が少なかったので、恋愛模様があっさりし過ぎていた気が。お仕事部分は良かったです。

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