甘い闇 阿刀田高傑作短編集 男と女 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463965

作品紹介・あらすじ

横浜のホテル。偶然再会した先輩の部屋で男同士飲み始めた。先輩は、部屋から見える窓に特別な想いを…「夜間飛行」。作家が、京都の宿で"かじ"と書かれた墓を見た。その夜、"藤十郎の恋"のお梶が夢に出て…「お梶供養」。角田仕事は、高層ビルのガラス拭き。遊佐は作業のいい相棒。新婚の角田は、遊佐にも相手が見つかるようにと…「危険な場所」。切なく悩ましい男女のエロス&ミステリー11編。

感想・レビュー・書評

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  • 男女にまつわる短編集。
    「靴の行方」がゾッとして面白かった。

    傑作短編集は合本になっているものを電子書籍で読んできたけれど、これが最後。12時間も楽しめた。いい買い物だったなぁ。

  • 男にも女にもなんか問題がある方が恋愛も絵になるが、そうなるとハッピーエンドは期待できんわな。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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