歪笑小説 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 7488
感想 : 854
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087467840

感想・レビュー・書評

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  • 筒井康隆の短編に似てるが、内容は全く
    無いと言っていいほど薄く、単なる自虐的な小説にしか思えない。

  • ランキングの順に読んでいるので一応読んだが、まあ暇つぶしにはいい感じ。でも最後まで読んでしまった。「小説誌」がちょっと面白かった。

  • 自分はこのタイプの話しは合わないのだろうか…

  • 他の~笑小説よりは面白かったけど、編集者も小説家も大変そうで何となく気が重たくなった

  • 編集者や作家にまつわる話。連続ドラマになっていて一話完結の短編です。短編にしてはまあまあかなと思いました。

  • 好みの問題だと思うが、期待が強すぎたせいかいざ読み始めてみるとがっかりした。風刺をきかせてる感が強すぎてちっとも笑えない。「ここ笑いどころ!」の押し付けがすごい。最後は後味悪くない話の終わり方だったが、やはり無理やりいい話路線で終わらせようとしている感が……。これが初めての東野圭吾だったが、評判がどうとあれ私はもう読めない。

  • 大シリーズのようだが、1冊で「パターン」に飽きた。

  • 2013/5/22

  • 東野圭吾氏は、書籍業界にかなり憤っているようだ。

    ○笑小説シリーズを初めて読んだ。
    編集者目線で見た小説出版業界をブラックユーモアで綴ったナンセンス短編集。

    本書のレビュー数も少ないが、さらに少ない「さいえんす?」というエッセイ集に、社会・出版業界について理系出身のミステリー作家の視点からの思いを綴っている。このエッセイ集中の業界の構図や不満が、そのまま本書でネタとして登場している。
    「高い単行本を買うのはバカバカしい。図書館で借りるか古本屋で買うのが当たり前」という若者に向けた拳は、東野圭吾氏の拳そのものに違いない。

    きっと本書の売り上げは本分のミステリー小説に遠く及ばないと思うが、井上ひさしや筒井康隆を越えるナンセンス作家の片鱗を感じた。

  • 東野圭吾のユーモア小説集。「○笑小説」シリーズの4作目。『黒笑小説』の流れを汲んでいます。
    本作は当初から文庫本発刊されたのもあってか装丁や欄外の演出までで一つの作品。集英社ではなくて「灸英社」のお話です。57点。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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