麦酒主義の構造とその応用胃学 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.22
  • (2)
  • (7)
  • (24)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 110
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472493

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 椎名誠のエッセイと小説が混じったようなもの。
    バリウム検査を受ける話が面白かった。

  • シーナさんのエッセイのようななんだかよくわからないヘンテコなもの、しかしそれでいてミョーに哲学的であったりもするから、やめられないオモシロサがある。
    タイトルにあるとおり麦酒(ビール)主義者の主張についてだったり、構造だったり、応用胃学を語るのではなくキット作者自身がビールを片手に書いたから、ビール片手にタイトルを考えていたから、このタイトルになったとかどうとか。
    個人的にだが、酒に合う、酒の肴になる本って大好きだ、さらに肴本(酒の肴になる本)はこれくらいのユルさがちょうどツマミながら飲むにはピッタリだと思う。だって酒を飲みながらドストエフスキーやトルストイなんかを読んでいたらキット直ぐに寝ちまうし頭になんか全然入って来るわけがないから。ビールの炭酸と攪拌されて文字がゲシュタルト崩壊しそう…
    あ、もしも本書をビール片手に読み進めるのであれば、ぜひ太田トクヤ氏の解説から読んで欲しい。そうすれば本書の「怪しさ」が増してビールがまた美味しくなるかなかと。

  • 多作の著者故か、一編ごとの出来の良し悪しに、差がある。

  • 最終章がめっちゃ面白かったです。

  • よくわからん

  • 普段の椎名誠のエッセイとはちょっと違う「ブンガク的」香りが漂う本。まあ、あくまでも「香り」だからいつもと同じように楽しく読めた。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×