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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087473025
感想・レビュー・書評
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初の室井佑月です。
なんとなく苦手なのかも〜と思って食わず嫌いしてたけど、とうとう手にとってみました。
で。
想像が、いい意味で見事に裏切られました。
倉橋由美子的な生理っぽい生臭さがあるのかなーと思っていたんだけど、そんなことはまったくない。
同じ女性の血のドロドロ感でも、この人の方はもうちょっとさらさらした、透明感のある感じで。
彼女の日頃のイメージとは全然違うっていうか、なんていうか、じつは繊細な人なのかも〜と思わされた一冊でした。
ほかの著作も読んでみようかな−と思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
室井佑月の血い花(あかいはな)を読みました。読んでいるうちに投げ捨ててしまいたくなるような腐臭のするようなグロテスクな短編集でした。室井佑月は恐山信仰のTVドキュメンタリーに出演していて、この人の本なら読んでみようかな、と思ったのでしたが。とは言え、この人の他の本も結局読んでしまいそうな予感もするのですが。