- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087473223
感想・レビュー・書評
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女子高生の友情と恋愛。
本文も然ることながら、巻末エッセイに妙に共感してしまった。
「ほんの一握りの大人にきっと受け入れられるだろう」と語っている山本さん。意外にもその一握りの中にすとんと入ってしまいました。
王道のラブコメ。普段なら毛嫌いしそうな内容なのに、読んでいて何故かホッと安心できて元気が貰えました。
「人間には嘘でも何でも逃げ込むファンタジーが必要なのかもしれません」そうかもな〜と納得。
自覚は無かったけど、最近疲れてたのかも。読書ペースも落ちてるしな。
兎にも角にも今の私には癒しになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
甘酸っぱい感じだった〜
読みやすい文章。ちょうど高校の頃に読んでたらまた違ってたかも。 -
高校時代最後に読んだ本。なつかしい。
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飛ばし読み、のち中断。
あとがきに、「読めるものなら読んでみろ」ってあって、
読めませんでした…。
ただでさえ、最近物語ものは集中力が続かないところ。
ローティーン向けでデビュー後まもない作品?のこれは
読み切れなかったな。
25年も前の作品かぁ。 -
流し読み、初期のコバルト?少女向け
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山本文緒てこんな感じの本を書く人だったっけ?
と思ったら、結構前の作品だったんですね。
久しぶりにこういう恋愛小説読んだ気がする。 -
長い間言えなかった一言を囁いた
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最初に読んだときは高校生だったから、それなりに楽しめたんだけど、改めて読み直してみるとまるで青い鳥文庫を読んでるかのような感覚に。
高校生の女の子たちの純愛ラブコメ。 -
作者のコバルト文庫2作目の復刻版。
ご本人がラブコメの王道を書いたとおっしゃっている通り、かつて少女(!?)だった頃に読み漁った少女小説のそこかしこに出てくる要素が100%詰まってる。主人公のリンが高校入学と同時に大学生に恋をして、クラスメートの仲良し4人組と、ワーワーキャーキャー言いながらときめいたり、涙したりする。
リンどころか、相手の大学生の太一さえもお子様に見えてしまうなんて…と、ちょっとショックを感じつつ読んだ。しかしやはり女たるもの恋物語は好きなのであって、すぐに感化され、きゅ~んとなる。妙にかしこまって「いいお姉さん」然としている(失礼!)当時のあとがきも面白い。