白昼堂々 (凜一シリーズ) (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473827

感想・レビュー・書評

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  • この空気感がとても好き。
    無駄だとわかっていても、どうしても惹かれてしまう、この人でないと駄目なんだ、と感じてしまう。
    ないに等しい可能性に、縋る。

  • 男性同士の恋愛。
    タイトルがもう。
    しかし真摯で、病んでいる風も無く。
    むしろ清涼感の漂う葛藤。

  • 2周目!
    凛一、ひ弱過ぎだろう・・・(笑)

    力加減を知らない野蛮な男、N籐。
    無理やりはいいけど、怪我させるのは最低…
    という、ある意味、『異分子』『浮いてる』キャラを入れる事によって、作品が平坦でなくなっていて面白い。

  • はっきり言うと、凛一は私のタイプかもしれない。
    長野まゆみの本が好きになったきっかけの一冊。
    たまたま本屋で見つけて、表紙に惹かれて思わず手に取ってしまったのを覚えている。

  • 長野さんで今のところ一番好きなシリーズ。
    千尋が。

  • 「よせ泣くな、みっともない。お前が泣くことはないよ。」
    「・・・いつもは、泣けと云うくせに、」

    白昼堂々シリーズ、第一弾。

  • 言葉が透明で、艶かしい。内容を読むというよりは、手触りを楽しむ感じ。

  • 登場人物がかわいらしい!!

  • 確かですね、長野まゆみ作品にハマり始めた頃に、綺麗なタイトルだなぁ、と思ったぺらぺらと読み始めた、ら、ば。

    ……なんてこと! これは、やおい文学じゃないの!

    中学生だったワタクシ、ちょっとびっくりしちゃってさ、でもその頃にはしっかり腐女子だったので、別に大層な驚愕ではなかったが。

    ちゃんと読んだのはもっと後のことで、その頃には腐女子としての礼儀も身に付き、冷静な気持ちで読めた。純文学の雰囲気で、すごく綺麗。BLではないでしょう。同性愛の物語。だから、やおい文学なのです。さすが長野まゆみさん、といった感じでした。

  • 連作の一冊目(のはず)
    現代モノなのでとっつきやすいし読んでると風景が見えるようです。
    BLといえばBL
    切ないです。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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