- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087474305
作品紹介・あらすじ
若さだけが取り柄、さして特技もないのに"何でもやる商会"を始めた4人の男女。「悪魔ばらいをお願い」「殺し屋から身を守って」「田舎の両親の前で"一日女房役"を」「オペラ観劇中に眠らない方法を教えて」などなど、奇妙な依頼ばかりが舞い込み、大騒ぎ!「日曜日のエクソシスト」「プリティ・ウーマン・イン・クラシック」「学校の"裏"怪談」など全7篇。名画のエッセンスが香る、傑作連作ミステリー。
感想・レビュー・書評
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〈何でもやる商会〉が、あなたの映画的事件を解決します。
赤川次郎らしく軽く読めるエンタテイメント。〈何でもやる商会〉のメンバーも、もしかしたら何か抱えているのかもしれないけれど、全然語られないし、ぐちゃぐちゃしてこないから、記号的でさらっとしている。カッコイイ(でも女子高生の変装もできる)(てかこれで22歳とは思えない)池上絢子が中心人物。
タイトルの元ネタになっている映画は、別に知らなくても読める。知っていれば……でも知っていたらどうこうという展開はないかな。別に短編を通じて、ひとつに流れが繋がり長編になる、ということもなく、もしかしてサザエさん時空じゃないかとも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サラッと読めるので、難しいミステリーで頭が疲れた時に。
こういう物語はやっぱり登場人物に魅力を感じて、さらに続編出たらいいのにって思えたら自分的には満足です。
あまりスポットが当たらない人もいたから、それぞれが主役の短編も読みたいなと思いました。 -
読み易い短編集。カジュアルなミステリー。7つの物語すべて映画の元ネタがあり、構成が綺麗だと思った。
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読了!
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良くも悪くも赤川次郎。
久々に読んだな〜。
22歳にしては気が回り教養もある
メインの子以外いる意味あまりなし。
もう少し順繰りに見せ場を作っても… -
2015.01.25.
赤川次郎久しぶりに読んだけどこんなにつまらん作風でしたっけ…。
表紙のみの作品だったな。 -
ナツイチ本。赤川次郎読むの久しぶりだったけど、うーん、もういいかな笑
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〈何でもやる商会〉の4人の若者が、依頼をこなす短編集。あっさりしているのですぐ読めますが、いまいち不完全燃焼な感じでした。
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あらすじを読む限り主人公は「何でもやる商会」の四人だと思っていたけど、一番年若い池上絢子がメインであとはサブにも満たない扱いでした。
何でもやる商会という会社名の通り、持ち込まれる仕事をこなす何でも屋みたいなものですが短編のような、シリーズのような七作品はどれも薄いです。
印象に残りにくいとでも表現すべきなのでしょうか、起承転結がはっきりしていて、特に苦労もなくパッパと片が付いてしまうので面白くない。
長編にしたら面白いだろうし、ほかの三人にもスポットをあてれば作品が盛り上がるんじゃないかなぁ。
あらすじにあった学校の怪談を期待していたけど、期待外れでした。まったくホラーでもなんでもなかったし、ミステリー要素もなかったです。がっかり。 -
楽しかった、こんな会社あれば楽しいな、若いなんでも屋 、また続編希望!