- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087474411
感想・レビュー・書評
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残される子どもたち、どんどん時代をさかのぼって語れて、なんだかせつなくなる本です。
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上巻のほうでにごっそり書いたのでそちらに…ただやっぱり女の人に読んでほしいと思う。ぜひ。
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とうとうルナが、ナインの母と言われるレイディ・アカリをコールドスリープから目覚めさせてしまう。ここからはレイディアカリの回想録が始まり、惑星ナインへ移民するまでのいきさつをはじめとして、様々なことがわかり始める。そして最後にルナが想うこととは…。下巻はこのような流れ。
ラストを読んだとき、涙が止まらなかった。
ルナは幸せだっただろうか。生きてきて、生まれてきて良かったと思ったろうか。きっと思えたはず。だってナインの母になれたから。それを思うと、レイディ・アカリは偉大だ。ルナを心安く送らせてくれた。綺麗なラストだった。
なんとなく、『僕の地球を守って』とリンクさせてしまう自分がいた。もしそうなら、木蓮のようにルナも大気に溶けたのだ。そして地球へ還ってくるんだ。そう思うと悲しくないラストだと思った。好きな話です。 -
あえて下巻なのです。
あったかい。
絶句と同じ作者とは…思えるけど、思いがたい。 -
高速バスの中で読んでいたのに、ラスト号泣。隣に人が座っていなくてよかった!この物語の終わりは悲しいけれど、壮絶に美しい。レイディ・アカリとルナはナインの母なんだな。最初と最期の。感動でした。
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最後の子供がゆえに、精神的な成長をすることなく老女になってしまったルナ。彼女が最後に目覚めさせたのは、始祖の女性だった。彼女はルナを教育しなおし始める。
文体はやっぱりライトノベルです。面白いのは面白いですけど。 -
コールドスリープから解かれた幾人かの人々からも、彼女の問いは解かれることはなかった。
とうとう、彼女は星の母「レイディ・アカリ」を覚醒させる。
レイディ・アカリは彼女を救えるのか。 -
ビックリでした。もう。これ以降SFは読んでいませんが、自分の中で凄い本ベスト3以内にランクし続けています。
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何で涙が出て来るだろう・・
いつの日か思いが通じますように。 -
上を読んだら下も読む、それがスジってもんでしょう?