たいのおかしら (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475517

感想・レビュー・書評

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  • もものかんづめ、たいのおかしら、さるのこしかけ
    これらを読んだ。「昔」

    ちびまる子ちゃんで、
    さくらももこさんは不滅です。
    いつでも私たちの心に生きている。

  • ザ・平和。心穏やかにしてくれてありがたい。
    おもしろエピソードの中にも家族の愛情が確かに感じられて、温かい気持ちになる。
    巻末の三谷幸喜との対談も面白かった。

  • 面白い。
    今回の三谷幸喜さんの対談はすごく良かったです。
    お二人共すごく好きなのでお二人の話の波長が合う感じがとても好感でした。内容はお下品なお話ですが笑えます。
    また、父ヒロシの事が最後に書いてあるのもすごく良かったです。
    今回はご家族のことをカナリ書かれているので「ちびまる子ちゃん」と照らし合わせて想像しながら読めました。

  • クスッと笑えたり、ジーンときたり…
    読むのは2度目でしたが、サクッとよめて、リフレッシュになりました。

    最後の三谷さんとの対談はなんのはなし!?となる場面がおもしろくていいです。真面目にへんなはなししてるの好きです。

  • 〇〇の〇〇シリーズ全て読み終えた!面白かった〜
    さくら先生は、相当な怠け者なのにやると決めたことややりたいと思ったことは即座に行動に移すところがすごいと思った。「英会話の学習」でもCDを聞いたり、「習字のおけいこ」でも習字を習いに行ったり、どちらも結構面倒くさいものなのによくやるなあと思った。
    そんな面倒なものをやるくらいなら、歯医者に行った方が絶対にいいと思った。
    「二十歳になった日」はさくら先生らしい話だなあと思った。ちびまる子ちゃんにもこう言う話がいくつかあり、私はさくら先生の何か事件が起こるわけでもなく、大笑いするシーンがあるわけでもない日常の一端を切り取った話が大好きだ。私ももうすぐ二十歳になる。その時はこの話を思い出して読み返してみたい。

  • 再読。

    さくらももこさんが二十歳の誕生日の出来事を書いた「二十歳になった日」が特に印象的。
    当たり前のように感じていた日常を尊く思い全てがいとおしく感じる。

    ・古い看板も電柱も学校も、どうしていいかわからないほど有難かった。公園に、日が差しているだけで泣きたいぐらいうれしい。
    私は公園で少し休むことにした。新緑の葉をつけた木が風で揺れている。子供達が笑いながら走っている。私はただベンチに座っていた。生きているだけでよかった。そう考えるのではなく感じていた。(185ページ)

  • エッセイ3部作の3作品目。
    やっぱり私はさくらももこさんの作品はあまり好きではないのかもしれない。

    何も考えずさらっと読めるが、さらっと読めすぎて内容が頭を通り抜けてしまう感じ。もっと定着させたいけど仕方ない。

    生き物は大切にしたい。

  • ふと読みたくなるエッセイ。

    言葉の選び方、発想がクスッと笑える。
    一つ一つもそこまで長くないので
    寝る前や少しどんよりしている日に読んで
    1人で笑うのにおすすめ。

  • 安定の面白さ。最初に読んだ巻ほどの衝撃はないがずっと面白い。最後の三谷さんとの対談も面白い。

  • 「小杉のばばあはもういない。死ぬという事はいなくなる。そういう事なのだ。花も小屋も木も、全部置いたままいなくなってしまった。私もいつかいなくなる。あと五十年後かもしれないし、もっと早いかもしれない。死ぬ可能性は次の瞬間にもある。今生きていることはあたり前ではなく、可能性の高い偶然にすぎない。
    小杉のばばあが生きていた時間は、あの時間だけの事であった。誰もが生きている時間は生きている間だけしかない。ミーコが生きていた時間も、十三年間というそれだけの間であった。死ぬ可能性をも含む生きている時間を、私は本当に貴重だと思う。」
    (本文「その後の話」より)

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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