越境者たち 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.56
  • (4)
  • (3)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477993

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 森巣無頼文学の最高作品と個人的には思います。
    SPA紙上でこれが連載してたこと自体も凄い。

    森巣さんはそもそもオーストラリアを本拠地とするプロ?ギャンブラー。
    (本当にそんな人いるのってのはおいといてね)

    でも、内容は切った貼ったのギャンブル小説なだけでなく、
    人間論に踏み込んでいて決して薄っぺらい小説ではなく、深い。

    著作を読んでると、ネタの使い回しが目立つが、
    コレ一作だけよめばそれも気にならないwww

著者プロフィール

1948年生まれ。オーストラリア在住の博奕打ち、兼業作家。著書に『越境者的ニッポン』(講談社現代新書)、『無境界家族』『無境界の人』『越境者たち(上・下)』(以上、集英社文庫)、『神はダイスを遊ばない』(新潮文庫)、『二度と戻らぬ』『非国民(上・下)』『蜂起』(以上、幻冬社文庫)、共著に『ナショナリズムの克服』(姜尚中氏との対談)、『ご臨終メディア』(森達也氏との対談、ともに集英社新書)などがある。

「2011年 『日本を滅ぼす〈世間の良識〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森巣博の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×