誘拐の果実 (下) (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087478808

感想・レビュー・書評

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  • 上巻が話の展開の割に冗長な感じがしたので、しばらく放置していた下巻。

    下巻になったら話のテンポがアップし、読書の速度が上がりました。
    解決したかに思えた事件だったが、最後の最後まで、誘拐事件の真相が見えず次々に真相が露見していくあたりは面白いと感じた。

  • 工藤巧と警察の攻防戦 面白かった。
    決着がついたと思いきや いきなり8年後に。
    なんかこれ必要 笑?
    この部分わかりづらくて 短いのに すぐ眠くなってなかなか終われず。やっと読み終わりました。
    お子様のセンチメンタルな動機って感じで 説得力なし。
    しかも王子様とお姫様は 幸せに暮らしましたとさ的なおまけ付き。一気に夢から覚めたわ 笑。
    イヤミスは苦手だし ハッピーエンドは好きなんだけど これはイマイチ。

  • 上巻から一気に行きました。

  • 東京と神奈川で起きた2つの誘拐事件、その2つの真相に迫る

    それぞれ誘拐された巧と恵美は、革新に近づくにつれ、奥深くに眠る

    過去の出来事を大きなポイントとなる。

    被害者か加害者か?それとも


    推理を完全に覆させられるラスト

    計り知れないスケールで描くラストは必読

  • ・引き込まれ感は素晴らしい。上下巻で一気に読める。最後までネタバレもないが2人と出会いや関係性をもう少し書いてほしかったかな。
    ・真保 裕一さすが

  • 身代金の代わりに「殺人」を求める異常な事件に続いて起こった第二の誘拐。今度の人質は19歳の大学生だった。犯人の周到な計画に翻弄される警察。試練を受け、新たな歩みを始める家族。謎は深まり、やがて恐るべき秘密が浮かびあがる…。スリリングな展開、迫真の描写。そして感動のラストへ!最後に誘拐の果実を手にする者は誰なのか。

  • 色々なシーンが展開し、どこでつながるのか? 上巻ではまだわからないが、下巻になって、それらがヒトツにまとまっていく。
    長編小説にありがちの、読んでいる途中で、よくわからなくなるモノではなく、最後まで読み込める、面白い話。

  • 2014.10.2(木)¥220+税。(-2割引き)
    2014.10.19(日)。

  • 二つの誘拐事件の真相。
    終わってみるとただの良い話でした。

    心は温まるのだけれど、
    この種の話あまり好きではないんだよなぁー。

  • 何がどうなっているのか。あまりにも予想外。私としてはすっきりしないが、びっくり感はある。

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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