危険な食卓 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486018

感想・レビュー・書評

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  • 『囚われて』『姥捨ての街』が特に面白かった。

  • 2027.12.6-98
    同窓の女のラストは期待を裏切らない。

  • 2017.4.28読了 44冊目

  • 1997年(底本1994年)刊行。短編サスペンス8編。この著者はグロい描写はしない。また、伏線というか、前振りがきちんとあるので、衝撃度は控えめ。という意味で安心して読めるものの起伏は小さいとの感はある。まぁ、ないものねだりを承知で言うが、もう少し吃驚させてもよいのでは…。つまり、前振りの描写を少なくしてもよかったのでは、と思わないではない。なお、結果的に一番他愛のない話であった「危険な食卓」の結末が一番予想外だったかも。

  • 人間の暗い部分がリアルに描かれていて恐ろしくなった。
    他人には優しく接しようと思えた。

  • こわい…
    人間ってこわいな。
    どの話もおもしろかった。

  • ブラックな感じでどれも後味が悪い。
    でも地味に面白かった。
    人の心はわからない…。

  • 短編集って、ぜったいハズレの話があるって思い込んでたわたしですが、小池さん作品を読んで反省しました。ほんとにどの話も、短い中にもちゃんと起承転結があり、ぞくっとこわいオチがある。。
    小池さん短編集の中では、『会いたかった人』が1番すきだったけど、この『危険な食卓』はそれを上回りました。何と言っても短編集だし、ひとつひとつの話は短いけど、読み終わった後には、長編ミステリーを読んだ後か?ってくらいの満足度を味わえました。
    特に、囚われて、同窓の女、天使の棲む家がすき!同窓の女は、なんとなく予想できるのに、そうくるかーっていう恐ろしさが、、たまりませーん♡
    久々短編集のヒット!

  • 女性を奇妙などこか影のある謎の状態にさせておくほど恐ろしく描くことができるから簡単に騙されるのがいかに滑稽なことがよく分かる。

    簡単に信用してはいけない、誰もかも。

  • さくっと読めて、なかなか恐い。
    面白かった。

    小池真理子は得意じゃないと思ってたんだけど、そんなことなかったかも。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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