エキセントリック 荒俣宏コレクション2 奇人は世界を征す (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486629

感想・レビュー・書評

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  •  ちょっと変わった博物学関係の人を取り上げたエッセイ。案外知らない人が多かったけど、それぞれの人がみんな魅力的だった。いろんな所に発表したエッセイを集めたもののためか、全体としては食い足りなくて、それぞれの人についてもっとたくさんのことを知りたくなった。
     作者自身もかなり奇人のように思えてくるのがいい。
    2006/3/28

  • 荒俣宏という人は博物物書きであって博物学者ではないなと実感する。読み物としては面白いが事実誤認が多いので鵜呑みにすると危ない。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    植物、虫、粘菌、妖怪、博物学。あるジャンルに過剰なまでに魅せられた人々を、世に奇人ともオタクとも呼ぶ。しかし侮るなかれ、権威に属さない異才の人々にこそ、才能は宿り、神の祝福はある。南方熊楠、牧野富太郎、宮武外骨、水木しげる…など、古今東西の偉才奇才を網羅した本書で知る、「知」の別世界。

  • 世の奇人変人…南方熊楠,アラン・チューリング,幕末〜明治の天才技師・小林作太郎について等々,荒俣氏所蔵の貴重な古文献をもとに語り上げていく,天才達の物語。とにかく面白い話が盛りだくさん。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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