伊豆の踊子 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087500011

感想・レビュー・書評

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  • 川端康成の代表作の一つです。
    ちょっとわからないことが多かった。
    これが古き良き時代の日本だとするならば、日本はロリコンの国ですか。笑

    この話には、いたるところに男尊女卑を思わせる表現や、さげすまれた存在であった遊芸人に対する軽蔑の表現も多く出てきます。

    旅の中で主人公は芸人の中の一人である踊子、薫に好意を持つ。
    少しのあいだ彼女らと行動を共にすることによって、主人公は彼女らから何か重要なものを得て成長する、というような内容です。
    それをなんだかさわやかな感じで書かれています。
    だけど、僕には主人公のその気持ちは、同情とか、一種の憧れだったんじゃないのって思ってしまいました。もっと言っちゃえば、自分がいい人間だというふうに見てもらいたかっただけだったんじゃないの?なんて。
    時代のせいかもしれないけど、なんか自分勝手って感じ。
    相手の気持ちには無関心というか。学生っていうのはそんなに地位の高い存在だったのかな。

    とはいえ、今までに「踊子にふさわしいアイドル」を見出す度に映画化されていたみたいなので、そっちも見てみようと思いました。
    踊子がどうこうより皆さんかわいい人にこういう姿をさせたかったんですね。笑

    それより、荒木飛呂彦の表紙は合ってないんじゃないかな・・・。
    でも、せっかくだからこの表紙のも欲しいですね。笑

  • 積み本その3
    言うまでもなくジャケ買い

  • この装丁ではない.

  • 大学の生協にあって吹いた。中身は普通に川端康成だった。ほっとした。

  • 表現の感触はとても鮮やかでよかったけど
    話はさっぱりわかりにくかったな。

  • この絵・・・

  • 本当に伊豆の踊子しか読んでない。あまり面白くないので、他の作品読まずに、途中で止めちゃったよ。

  • 完全に限定カバーにつられて。。
    語注の*マークが多くてちょっとうっとおしい。
    確かに昔のもので、わからん事は多いのやけど、、

  • 荒木先生の書いた表紙を見て購入しました。

    純文学は、読みにくかったです。

  • 「道がつづら折りになって」という出だし、最強だと思います。
    内容は変態チックなものが多いけど、物にも心にも機微を反映した描写で、素直に感心してしまう。

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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