川端康成のおすすめランキング

プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川端康成のおすすめランキングのアイテム一覧

川端康成のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『雪国 (新潮文庫)』や『伊豆の踊子 (新潮文庫)』や『眠れる美女 (新潮文庫)』など川端康成の全1030作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

雪国 (新潮文庫)

8330
3.44

感想・レビュー

古典的な書き方でないとこのような繊細さは表せないと思う。 雪国の寒さや寂しさが、女性の温もりや滑らかさを際立たせていて、その中にある光を頼り、縋り、不安定... もっと読む

伊豆の踊子 (新潮文庫)

6458
3.43
川端康成 2003年5月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「川端康成 少年」文庫化&新装 発刊 もちろん食指が動く未読作品。 ということで、川端康成作品おさらい。 伊豆踊り子 他3編 短編集。 二十歳の一高生は... もっと読む

眠れる美女 (新潮文庫)

3812
3.65
川端康成 1967年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川端康成、後期の当時ならたぶん前衛的と言えるような中短編集。 「眠れる美女」 富裕層の有閑老人対象の秘密クラブ的な、熟睡した全裸の若き女性と添い寝できると... もっと読む

古都 (新潮文庫)

3278
3.80
川端康成 1968年8月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

京都ならではの数々のお祭りと寺社を背景に描かれる主人公の女性の機微。京都の四季を基調とした映像美と情感たっぷりの物語の進行で和の世界を堪能させてくれる。ゆ... もっと読む

掌の小説 (新潮文庫)

2362
3.74
川端康成 1971年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館本。 1-2ページの短編集。 オパールの指輪をする少女、レモンを絞り果汁を乳房に塗る女、夫に不自由となった身体を洗わせる妻←これは第三者目線ではあ... もっと読む

雪国 (角川文庫)

1831
3.47
川端康成 2013年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちょっとドロっとした人間模様。どこか郷愁を誘う綺麗な文章。次は、雪を見ながら温泉宿で再読したい。 もっと読む

山の音 (新潮文庫)

1621
3.77
川端康成 1957年4月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『山の音』は、日本の家庭の複雑な人間の心情を巧みな表現で描き出しています。 主人公、信吾の悲しみは、死の予告とも感じられる山の音を聞くことに始まる。... もっと読む

みずうみ (新潮文庫)

1434
3.41
川端康成 1960年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

美しい女の魔力に憑かれた男は、執拗に女のあとをつける。 男の中で美女への暗い情念が渦巻いている。自身の足の醜さがゆえに美しい女を追い求めるのだろうか。 ... もっと読む

雪国 (新潮文庫)

1287
3.34
川端康成 2022年5月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【読もうと思ったきっかけ】 日本人初のノーベル文学賞受賞作品であり、日本人名作古典を少しずつでも読んでいこうと思っていたから。 【読後の感想】 初の川端... もっと読む

千羽鶴 (新潮文庫)

947
3.66
川端康成 1989年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

平易な言葉選びと感情を排した情景描写から、立ち昇る日本の雅、小都市の静けさは『古都』に通ずる良作品。 本作など特にそうだが、個人的に川端康成が作品や小編... もっと読む

舞姫 (新潮文庫)

904
3.31
川端康成 1954年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

敬愛する川端康成、唯一この作品だけは自分にハマらなかった。 説明を省いたシンプルな文体は相変わらずだが、この作品からはテンポも省かれているのか掴み所が無... もっと読む

伊豆の踊子 (角川文庫)

832
3.35
川端康成 1968年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前々から読みたいと思っていたのだが、大学受験で問われそうだから読んでみた。一回読み終わったら、もう一度読み返すと違った視点が見えてくる。差別問題や主人公の... もっと読む

伊豆の踊子 (集英社文庫)

772
3.29
川端康成 1977年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 集英社文庫2008年「夏の一冊」フェアでの企画本。  川端康成の名作『伊豆の踊子』のカバーイラストを、『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家、荒木飛... もっと読む

乙女の港 (実業之日本社文庫 - 少女の友コレクション)

735
3.98
川端康成 2011年10月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

86年前の女の子達も今の女の子達と違わないと感じました 素敵な先輩(女の子)、可愛い後輩(女の子)に憧れ恋に似た感情をもつ 可愛いものオシャレな衣装に憧れ... もっと読む

伊豆の踊子 (新潮文庫)

714
3.30
川端康成 2022年6月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルが神秘的。 踊子という響きが清純に聞こえて、いろいろ騙される。 主人公が学生の身で旦那の立場なのが奇妙だった。 最後のほうで、急に旅の目的が暴露さ... もっと読む

少年 (新潮文庫)

633
3.29
川端康成 2022年3月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1972年川端康成亡くなって50年となり、全巻35巻の第10巻のなかで全集のみでしか読めなかった部分を文庫化した作品。 その全集は川端康成50歳を記念して... もっと読む

雪国 (岩波文庫 緑81-3)

613
3.42
川端康成 2003年3月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて「雪国」を読んだのは高校生の頃。 当時は芸者と高等遊民とのだらだらしたやり取りや、しょせん芸者遊びを描いただけの哲学的慧眼も起きない薄っぺらい内容... もっと読む

雪国(新潮文庫)

605
3.42
川端康成 電子書籍 1947年7月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初読でした。 率直に言えば難解で読みにくく、残念ながら私には魅力が伝わらない作品でした。 島村と駒子、葉子の三者三様の生き方、苦しみが描かれています。島村... もっと読む

女であること (新潮文庫)

598
3.67
川端康成 1961年4月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川端康成の現代物。 昭和30年代の東京を舞台に、子供のいない弁護士夫妻、身を寄せる被告人の娘、大阪から出奔してきた友人の娘が織りなす出来事。 小説として... もっと読む

古都 (新潮文庫)

518
3.99
川端康成 2022年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川端康成文学忌 1899.6.14 ー1972.4.15 川端忌 又は 康成忌 川端康成が、京都の風景・伝統行事・四季折々の木花を美しく描き、京都弁を文... もっと読む
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