弔鐘はるかなり (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087508543

感想・レビュー・書評

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  • 内容紹介
    俺をハメたのは誰だ?横浜の夜、容疑者を射殺し、刑事の職を追われた梶。あれから4年、事件の謎に迫って凄絶な戦いが始まった…。復讐に命を賭けた男の挽歌

  • ミスリードに引っかかったが、良かったよ

  • 北方謙三デビュー作。元刑事が因縁のある事件をおう。横浜、港、安いホテルの一室、キャバレー。
    両切りのポールモール。、ヤクザ、覚醒剤。
    文字が映像のように鮮烈な印象を持って浮かび上がる。引き込まれる展開。
    素晴らしい

  • これがデビュー作ってすごいわ。
    さすが。

  • 幅広い作品を残している北方謙三のハードボイルド小説第一作にして、ハードボイルドの新たなスタイルを確立した作品。主人公の徹底した男の生き様が描かれている。プロットが込み入っておりややわかりづらい気がしますが、何者からも縛られず、自分のこだわりを貫き通すタフガイはシブすぎ、いい味を出しています。

  • 横浜などを舞台とした作品です。

  • デビュー作のせいか、独自の世界までには至らず、ありふれた暴力団ものの域を出ない。主人公の動く動機の説得性が弱。

  • 格好良いなぁ

  • 男臭い一室から始まる第一章半頁。比較的短い文節と無駄のない精緻な描写。続く二頁足らずで一気に読者を因縁含みの物語に深く引き込んでしまう本作がデビュー作だというのには、余りにも完成度が高く驚かされます。円熟の北方作品「楊家将」「水滸伝」も是非!

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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